けわしい生き残りの道があるけれど2011/04/20 23:43:51

トロント・アルゴノーツ ロジャーズ・センター
CFL(カナディアン・フットボール・リーグ)とNFL(ナショナル・フットボール・リーグ)のそれぞれ2011年レギュラーシーズンスケジュールがリリースされた。

CFL トロント・アルゴノーツ
http://www.argonauts.ca/schedule/year/2011/7
NFL オークランド・レイダーズ
http://www.raiders.com/schedule/season-schedule.html

オークランドのスケジュールは全体的にはそれほどきつくはなく、AFC西地区同士の対戦以外では挙げるとすれば11月20日のミネソタ・バイキングス戦と12月11日のグリーンベイ・パッカーズ戦、ともにアウェー、くらいか。
トロントのスケジュールを見ると、ホームでの最終戦でハミルトン・タイガーキャッツとのライバル対決がある。前回観戦したときにはシャットアウト負けしただけに、なんとか勝ってほしいものだ。

いまデトロイトで、アメリカ人以外の海外からのNFL選手を発掘するためのプログラム、ナショナル・コンバインがひらかれている。MLBは日本や韓国、ベネズエラ、キューバなど。NBAは中国やウクライナ。というように海外出身者選手が多いが、NFLはまだそう多くない。けれどもフットボールをやりたい、世界最高峰であるNFLでプレーしたいという選手に門戸を開き、選手を発掘するためにひらかれているこのプログラムに、日本からも3選手が1次選考をクリアした。元早稲田大学ビックベアーズQB井上友綱、WR秋山武史、K西村豪哲(ともに富士通フロンティアーズ)。

ナショナル・コンバインを突破しても、NFLチームから声がかからなかったらそのさきはない。まして声がかかったとしても6月のドラフト、7月のサマーキャンプ、8月のプレシーズンゲームと、けわしい生き残りの道がある。

けれど、やりたくてもやれない人がたくさんいるのだから、やれる可能性がある人は全力を尽くしてほしい。
わたしもそういう彼らからいろんな勇気や希望を感じ取っている。