淡々と読む キャラクターを理解して2011/05/21 23:44:21

今日午後からの「朗読のレッスン」開始前に、講師から台本の手直し参考と、アドバイスをいただいた。そして昨日も書いた、『夜鷹蕎麦十六文』(北原亜以子作『その夜の雪』から)の読みにとりかかった。
今日のできはあまりよくない。というか感情を込めすぎて大きな波のような読みになってしまった。反省である。

講師から、秋の舞台について、長さはこれでいい、しかし文についてはいくつか直しが必要だ、とご指摘をいただいた。さっそくとりかかって週明けにまた製本したい。これがたぶん本当の意味での決定稿になるだろう。

淡々と読む、くらいのほうが『鬼平』のような作品の場合説得力を持たせるらしい。へたにあまり感情を込めすぎると、うそくさくなるか感情オーバーでしらけてしまうのかもしれない。さらには登場人物の役割性格をよく理解したうえでないと、読み方によってはひどく平凡になってしまうのかもしれない。
池波先生の原作を最大に生かすためにも、読みは気をつけなくては。

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