それはそれとして変化を楽しむことだ2011/01/04 23:11:46

今日から2011年仕事始め。まだ休暇中の方もいらっしゃるようだけれど、徐々にいつものにぎわいが戻ってくるだろう。
仕事のあとでいつものように手話を学ぶ教室に参加してきた。
日本手話を学んでいるが、毎回新たな発見で、得るものが多い。
今日は「文章どおりに表すのではなく、文章に描かれた人物や場面を考えて表す」ということを教わった。

どういうことかというと、「滝のように流れる雨」だとすると、対応手話なら滝+似ている+雨、かもしれない。でもそれじゃろう者にはチンプンカンプン。そうではなく滝のように、ならザァーッと降る豪雨かもしれないし、土砂降りかもしれない。それをイメージしなさい、ということだ。これは言い換えれば演技にも通じる。セリフ台本にある情景を、見ているお客さんにどうしたら伝わるか。考えるということだ。

しかし話は戻るけれど、職場では手話を使うことがまったくない。筆談でのやりとりがメーンだ。あまり会話をすることがない。ちょっとさびしいけど。
それはそれとして、自分の居心地いい世界、コミュニケーションしやすい世界である手話で話すときは、口話だけのトーク、conversationと同じくらいか、それ以上に会話が楽しく弾む。今日も手話通訳士と飲んでいて熱弁いや熱手話に集中できてあっというまに時が流れた。

いいんだよそれで。
聞こえる手話のわからない人とのトークでは口だけで。聞こえない人の会話や手話のわかる人とのときは目いっぱい手話を使って。
その行ったり来たりというか変化を楽しむことだ。