2011年の幕開け2011/01/01 17:24:36

1,Jan 2011@ Tokyo Tower
新年が明けた。

新しい年をどうやって迎えようか。ひとりでいるのもなんとなくつまらない。
日付が変わる前の昨年というか昨日の夜10時前に、紅白をちょっとだけ見た後でわたしに手話を教えて下さる先生と外へ出た。わたしが毎年紅白を見るか東京タワーへ行くか、という過ごし方をしているという話になって新年は東京タワーへ行く。

といっても周りは多くの人だかり。
タワーそばの交差点でカメラを構えて撮影したなかかから選んだのがこれ。
先生は大みそかに東京タワーを見たのは初めてだ、という。帰りにコーヒーとパンを買って帰途の電車に乗った。
来年は墨田区の東京スカイツリーに人波が向かうのだろうか。
でもやっぱりこちらがいいな。スカイツリーは無機質な感じで感動しない。

買ってきたパンとカレーライスで正月の朝を迎えた。テレビ番組で見たいと思えるものはあまりない。今日見たのは「バラエティー生活笑百科」(NHK)だけ。

ともかく、新しい年。いろいろな思いを胸に、はじまった。

なくしていたものが見つかった2011/01/02 16:15:32

補聴器の電池で、なんと16個入り
昨年、あるものを探していた。補聴器の電池で、なんと16個入り。ひとつのパックでこれだけあるものはほかにはない。
ないないと思ってあきらめていたが、大みそかの掃除の最中にひょっこり見つかった。

よく考えると難聴者にとって、補聴器の電池ほどだいじなものはない。だが、6個入りバックで1200~1500円もするから、けっこう考えてしまうのだ。
技術的に可能なのかどうか。補聴器の電池の充電ができないかな、と。でもわずか1.4ボルトしかないから無理なのだろうね。

大事に長く使い続けたい、補聴器と電池である。見つかったのが本当にうれしい。

ライスボウル20112011/01/03 20:58:56

これを見ないと年が明けた気がしない……とはやや大げさだけれど、今年も東京ドームへ、フットボールを見に行ってきた。第64回ライスボウル、今年は社会人代表オービック・シーガルズ対学生代表立命館パンサーズ。立命館は6回最多出場タイ記録でもある(学生からはほかに京都大学、関西学院大学)。1984年の第37回大会から学生代表と社会人代表の対戦となったライスボウルは、過去10年は学生の4勝。しかしここ2年は1勝1敗と五分。けれども競技レベルを上げる意味から言うと、いつまでも社会人優位では困る。次世代が育つためにも、学生に踏ん張ってほしいと思ったのはわたしだけだろうか。

試合開始早々、第1Q2分57秒に右パスから49ヤードを駆け抜けてタッチダウンをあげたのはオービックだった。その後は立命館の守備にてこずってしまうも、逆にオービック守備は立命館の攻撃に襲いかかる。パスプレーを展開しようにも、オービックのDEがしっかりカバーしてスキを与えない。
前半だけでファーストダウン(1回目の攻撃権)獲得回数は立命館の2に対してオービックは11。

後半になっても両者の力量差か、オービックはパントリターンから立命館ゴール1ヤードまで前進、タッチダウンをあげた。3本目のタッチダウンでほぼ勝負あり、という感。立命館はランプレーで進むも、パスがタイミングが合わなかったりレシーバーのミスキャッチなどで決定打にならず。3つもインタセプトを与えたのが痛かった。
第4Qにケビン・ジャクソンが2つ目のインタセプト。このあとにもインタセプトを喫した立命館は、最後は自陣ゴール前に釘付けにされざるを得なかった。この試合を象徴するような場面だったとも言える。
立命館オフェンスはランだけで69ヤード。結果は24-0、1998年の第51回大会(法政大学0-39鹿島ディアーズ)以来の学生無得点試合だった。

これで2010~11年の日本のフットボールシーズンは終了。今日、7月のワールドカップ(@オーストリア)に向けて日本代表選手候補が発表された。
来週からNFLのプレーオフが始まる。2月のスーパーボウルをへてワールドカップ、夏のCFLとNFLサマーキャンプ、CFLとNFLの2011~12年シーズン、そして国内リーグが待ち遠しい。

朗読のDVDが完成2011/01/03 23:37:45

完成した朗読DVD
昨年9月25日、世田谷区下北沢の「しもきた空間りばてぃ」でひらかれた、『コスモス朗読会』。
ここでわたしとその前に演じた方の舞台を字幕つきで収録したDVDがようやく完成した。

10枚をいただき、まもなく郵送などで、あの日見に来てくださった方々で遠方の方、知人友人に差し上げることにしている。非売品のため、価格などはつけられない。もとよりわたしの手話学習と舞台表現の成果であるから、販売などという目的ではない。
 
ようやく完成したことにホッとするとともに、字幕をつけてくださった先生、舞台を見に来てくださったみなさまがたお一人おひとりにあらためてこころから感謝お礼を申し上げます。

『コスモス朗読会』は今年も9月17日(土)に予定されています。
ろう者、難聴者、聞こえる方、みなさまがたのお越しをこころからお待ちいたします。

それはそれとして変化を楽しむことだ2011/01/04 23:11:46

今日から2011年仕事始め。まだ休暇中の方もいらっしゃるようだけれど、徐々にいつものにぎわいが戻ってくるだろう。
仕事のあとでいつものように手話を学ぶ教室に参加してきた。
日本手話を学んでいるが、毎回新たな発見で、得るものが多い。
今日は「文章どおりに表すのではなく、文章に描かれた人物や場面を考えて表す」ということを教わった。

どういうことかというと、「滝のように流れる雨」だとすると、対応手話なら滝+似ている+雨、かもしれない。でもそれじゃろう者にはチンプンカンプン。そうではなく滝のように、ならザァーッと降る豪雨かもしれないし、土砂降りかもしれない。それをイメージしなさい、ということだ。これは言い換えれば演技にも通じる。セリフ台本にある情景を、見ているお客さんにどうしたら伝わるか。考えるということだ。

しかし話は戻るけれど、職場では手話を使うことがまったくない。筆談でのやりとりがメーンだ。あまり会話をすることがない。ちょっとさびしいけど。
それはそれとして、自分の居心地いい世界、コミュニケーションしやすい世界である手話で話すときは、口話だけのトーク、conversationと同じくらいか、それ以上に会話が楽しく弾む。今日も手話通訳士と飲んでいて熱弁いや熱手話に集中できてあっというまに時が流れた。

いいんだよそれで。
聞こえる手話のわからない人とのトークでは口だけで。聞こえない人の会話や手話のわかる人とのときは目いっぱい手話を使って。
その行ったり来たりというか変化を楽しむことだ。

懐かしい味2011/01/05 23:20:31

ほんとうに勝負の世界は厳しいものだ。
2010~11年シーズン、レギュラーシーズンが終わってまもなく、わが愛するOakland RaidersのTom Cableヘッドコーチ(45歳)がチームから「契約を延長しない」という通告を受けたという。チーム17代目のヘッドコーチだった。

8勝8敗のシーズン成績。負け越しにならなかっただけまだまし、ともいえるが、チームが再建途上という状況で来シーズンを迎えるよりは、人心を一新して新しいコーチのもとで再出発すべきだと判断したのだろうけれど、オーナーのAl Davis(81歳)は高齢の上、ワンマンときているから、次のHCのなり手があるかどうか。ミニキャンプやドラフト会議のある6月まで長引くことはないと思うけれど早く新しいHCを見つけてほしい。

さて話題を変えたい。
小さいころ家族旅行で泊まった和風旅館の思い出に、食事がある。
なんといっても味付けのりが好きで、「ちょうだい」と親のぶんまでせがんだものだった。
今日の弁当は昨晩スーパーマーケットで購入した味付けのりをごはんにのせてみた。うん、けっこういけるどころか懐かしい。

夜に見学をしていた手話サークルの新年会に参加して、かるたゲームに興じた。
聞こえないわたしには不利……と思いきやそこは手話サークル。手話か指文字のどちらかで読み手が表してくれるから、聞こえる手話のわかる人と同等かそれ以上の立場で臨める。さすがに2ケタは無理だったけれどそれなりに札を得ることができて楽しかった。

会社の上司に例のDVDをお貸しした。しばらく借りて見たい、とのこと。
会社内でも手話に理解のある人が増えてくれるとうれしいのだけれど。

ロゴが変わるの?2011/01/06 23:22:01

あまりコーヒーを飲まないわたしだけれど、お気に入りがあるとしたらスターバックスコーヒーがそのひとつ。Seattle Marinersに佐々木主浩選手と長谷川滋利選手、そして現役のイチローという日本人3選手がいたころ、はじめてシアトル市を訪れて試合前に市内のパイクプレイスマーケット内にある、スターバックス1号店に行ったときはめちゃくちゃ感動、うれしかったものだ。

ところが、スターバックスのロゴマークが変わるという報道があった。写真にあるのと同じく、多くの人に親しまれているスターバックスのロゴデザインだが、発表された新しいロゴにはコーヒーの絵がないらしい。

http://assets.starbucks.com/assets/d90e4a46265b4a3f949382332ba907d0.jpg

こういったマーケティング戦略はどんな会社でもいつの時代でもある。アマチュア無線をやっていたころ、「トリオ」という無線機メーカーがあった。オーディオメーカーでも知られた会社だが、「ケンウッド」に名称が変わってしばらくはしっくりこなかったけど、F1のチームスポンサーになったころにはすっかりなじんでいた。
NFLのロゴマークが変わって、わたしの手元には旧デザインと新しいデザインの両方がある。古いデザインのウェアが着られなくなったわけではないとはいえ、やっぱり新しいものも着たいなと思う。慣れて愛着があればあるほど、反発も生む。さっそくロゴの変更に反対する意見が出ているそうだ。

http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPJAPAN-18899520110106

う~ん。
お宝になるような貴重品になったらいいなと思う一方で、やっぱり残してほしいものだと思わずにはいられない。

明日は今日よりすばらしい2011/01/07 22:01:22

寒い。北国生まれのわたしは今日の東京くらいでは手袋もマフラーも要らないけれど、風が少しきついかな、という感じ。

今日の新聞記事の見出しから。
そうだね。2011年はまだ始まったばかり。やっと7日が過ぎた。まだまだ寒さが続くしたいへんなこともあるのだけれど、今日職場の仲間に今年最初の手話教室の案内をメールでお送りしたし、DVDを贈ったうちのひとりから「届きましたよ。ゆっくり見せていただきます」というご返事もあった。
教え、また学ぶということ、舞台に向けて表現者になりたいという目標に向かって、一歩一歩はつらく厳しいだろうけれど、明日は今日よりすばらしいことを信じたい。

北海道みそラーメン2011/01/08 23:33:45

ラーメン
北海道から送られてきたラーメンをつくってみる。みそ味がわたしのお気に入りだ。
味はまあまあ。でも北海道なら、たとえばとうきびやバターを入れるなど工夫するともっとおいしかったかもしれない。

審判のサインと手話2011/01/09 00:36:20

これはとても興味深い話で、ビデオに撮りたかったのだけど録画を取り損なってしまった。

http://www.nhk-g.co.jp/program/news_documentary/2011/008/index.html
BS世界のドキュメンタリー
<シリーズ もっと知りたい!大リーグ> 知られざる審判の伝説

アウトやセーフという野球審判のゼスチャー。
もともとはMLB選手で聴覚障碍者だったダミー・ホイ(William Ellsworth "Dummy" Hoy、May,23 1862- Dec 15,1961)が試合中にボールカウントを確認できるようコーチからサインを送ってもらったのを、ホイが系統立てた、すくなくともきっかけだったという説と、ビル・クレムというMLBに残る偉大な審判が作ったのだという説と。

おかしなことにダミー・ホイはベースボールの名誉の殿堂(ニューヨーク州クーパースタウン)に選ばれていないのだそうだ。黒人のジャッキー・ロビンソンだって名誉の殿堂入りしているのに。そしてホイ以後、カーティス・プライドさんなど聴覚障碍のある選手がいるのに。

録画を取り損なったのはかえすがえすも残念だ。アメリカ手話も出てきてとても興味深い。字幕はなかったから、細かいコメントや発言は聞こえずわからなかったのも残念。
書籍にでもならないかなあ。もともとは外国のテレビ番組だから著作権の問題はあるだろうけれど。ぜひ読みたいねえ。

フットボールのあの独特の審判のゼスチャーも、なぜタッチダウンが両手を上に平行に上げるのか、パスやキックの失敗がなぜ両手を交差して横に広げるのか、知りたくなってくる。