災害時の孤立化に備えて2015/06/29 22:31:08

東日本大震災からまもなく4年4カ月になります。
先月の口永良部島の火山噴火から1カ月。島民は隣の屋久島に避難していますが、梅雨明けをめどにしている一時帰島も、本当に帰れるのか、不安にかられていることと思います。

そんなおり、今日の朝刊に災害時の孤立化をとりあげた記事がありました。

地震や大雨、豪雪など自然災害が発生して交通が寸断されると集落や都市部においては「孤立化」が起こりうると言われています。必要な生活物資や医薬品の備蓄で乗り切れられるものと、そうではないものもあります。いくら支援が得られるといっても支援そのものが遅れればいのちにかかわることもありえます。

わたしたちが住んでいるマンションは高層ではないけれど、隣近所の付き合いはほとんどありません。お隣さんががどういう人なのか、お勤めや家族はどういう人なのかも知らない。根掘り葉掘り細かいことまで知る必要はないけれども、わたしがろう者であること、万が一のときのコミュニケーション方法など、知ってもらえたら助かるし、その逆にお隣さんが困っていることをつかんでおけばいざというとき、助けを求めることもできるのではないでしょうか。

今日の新聞記事には、ひとり一週間分の備蓄として、参考になりそうな備蓄の目安がありました。
飲料水(22リットル、2000円)、食事(おかず抜き、21食分、6000円)、簡易トイレ、約10日分、3500円)などです。
わたしたちの場合、簡易トイレは用意済み。おかずぬきのお湯で温められるお米、乾パンはある。記事にあるもので手元にないのは、カセットコンロ(カセットボンペ9本、5500円)、携帯電話の充電器(1000円)くらいだろうか。記事を真ん中に妻と相談してみる。「カセットコンロやカセットボンベは必要だろうか?」。かえってきた返事は「う~ん」。

おかず抜きお米や乾パンなどは2020年が賞味期限です。その直前になにもなかったらいつもと同じ食事のつもりで消費して、補充をする、その繰り返しで備蓄を切らさないことも大事でしょうか。

起きてほしくないものだけれど、自然災害はいつどこで起こるかわからないもの。
いつもの生活の積み重ねから、いざその時の備えにつながる、と思います。

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