押し問答のようなやりとり: やさしい愛の手のひらで　今日もわたしは歌おう ――I will sing with a palm of gently love today――

聴こえないのに話せるからつい、応対した人はわたしに向かって話しかけてくる。でも聴こえないので言っていることが分からない。押し問答のようなやりとりは、わかっていてもついついこちらの神経を高ぶらせる。
で、しかたないから相手に全部丸投げ、というようなことも。

筆談をしようとすると、わたしが書いてと言ってくる人もいる。なんでわたしが書かなくちゃならないの。話せるからわかると思うんだけど。書くのではなくて書いて教えてほしいのはわたしだよ。

堂々巡りになる会話が一番嫌いだ。