ただいま悪戦苦闘中2014/10/10 23:17:47

昨晩のギターのレッスン。

妻は「四季の歌」の演奏がかなりうまくなった。まだまだだけどさすが、と妻を見直し尊敬している。このまま練習が進んで、12月の演奏のときにギターで弾けたらいいなと思っている。

それにくらべてわたしは「みかんの花咲く丘」で苦闘しているところだ。たとえばCを弾くとしよう。下から2弦1フレット目、4弦2フレット目、5弦3フレット目を押さえる。つまり最後の弦、音が最後に出る前に指から2弦1フレット目を離すため、音があいまいになると、プロのミュージシャンから何度もダメ出しをくらったばかりか妻からも怒られた。
家に帰って練習して少しはわかりかけてきた。

くじけそうこころが折れそうだけど、がんばってやり通すしかない。
聴こえないっていうのは今年2月にレッスンを受けた初めからわかっていることだから言い訳にはならない。途中で投げ出す気持ちはさらさらない。あれだけ手話つき朗読舞台をやり通したのだからこちらもきっと必ずできると確信している。

自分で考える、よく考え、見極めていくこと2014/10/11 15:27:43

先日、ノーベル物理学賞受賞が決まった、日本人3人。その授賞理由は「青色LEDの開発と実用化」だそうだ。
日本人3人のうち、中村修二さんは実は日本国籍を捨てて現在、アメリカ国籍を取得してカリフォルニア大学サンタバーバラ校で教鞭をとるかたわら研究生活に励んでいるという。
残りの2人も含めて、青色LEDがわれわれの生活にもたらした恩恵や影響ははかりしれないものだし、すばらしい業績であることに疑問の余地はない。

ただ、少しばかり考えさせられることがあった。
中村さんが今年3月のある新聞社のインタビューに対して「本に書いてあることはもう死んだ知識で、過去の遺産だ」と答えたことだ。
これを、どう読み理解するか。

いまの若い人はあまりどころかほとんど新聞を読まない。高校生や大学生の親世代ですら新聞を読まないそうだから、家庭で新聞をとらないのはあたりまえかもしれない。そうするとさきに挙げた記事自体、知らないかもしれない。しかしこのインタビューを読んだ若い人がヘンに影響されて「このインタビューにあるように、本を読まなくていいんだ」と勘ちがいしてしまったら困るなぁとつくづく考えさせられた。

「本を読まなくていいんだ」と、字句通りに受け取るのは、かえって危険ですらある、というのが結論だ。
たしかに彼の言葉に一面の真理はあるだろう。しかし、だからと言って読まなくていいという理由にはならない。
科学にしろ文学にしろ宗教にしろ医学にしろ、過去のデータや先人が何を、どう考えてきたかの知識の膨大な蓄積が、本、書物となって遺され、いまもなお読み継がれてきているのだ。聖書しかり、コーランしかり、数学の公式しかり医学書しかり。
中村さんだって、今日にいたるまで一度もまったく本を読まなかったということはないだろうしあり得ないと思う。少なくとも研究や実験の途上では、過去のデータや研究結果を知りたい調べようと、文献にあたったことは一度や二度ではないはず。なぜなのだろうと思ったら当然過去の資料にもあたっただろう。そしてその実証もしたのではないだろうか。
そのなかから、必要なものだと思われるものと不要だと思われるものを取捨選択してきたはずだ。

いまはネットがあっていつでもどこでも気軽に情報を手に入れようと思えばいくらでもできる。ニュースだけではなくさまざまな情報が洪水のように流れてきて、無料だと思い込んでいる人さえいる。しかしその裏には、いろんな人の手がかかわっているものである。
ネットは一方的に送られてくる。それは一方ではウソとホントの見分けが難しいということでもある。Lie、Fake、 BullfinchとFactがまぎれ込んでいる場合もあれば見分けがつかない場合もある。悪意を持ってウソを流しているケースだってあり得る。

残念ながら、この世の中にはそういうものがごまんとある。キリスト教だってそうだ。
こころしてあたらないと、「有名な人が言っているから」「海外の力ある人だから」とホイホイついていってだまされることもある。人間はもろいから、自分の視野や視点に引きずられたりバイアスがかかったものしか受け入れないことがある。自分が信じているものしか受け入れない、それ以外はウソだと思いたがる生き物でもある。残念だけど。

はじめに、若い人だけではなくその親世代から、新聞や本を読まなくなってきていると書いた。
だからといってネットがすべて正しい、というのも危険である。ここで書いていて矛盾しているかもしれないが、また中村さんが「本に書いてあることはもう死んだ知識で、過去の遺産だ」と言ったことを真に受けて字句通り解釈している人はそういないのかもしれない。しかし、これだけネットが身近になったいま、自分で考える、リテラシーというか力の低下を感じる。
周囲に左右されず、よく考え、見極めていくことがわたしたちに問われているのではないだろうか。

めったにないこと2014/10/12 00:13:10

礼拝を終えて、はじめて福生まで足をのばした。妻が参加している福生市民の文化祭に出てほしい、と言われてその打ち合わせのためだ。

めったにいかないものだから、事前に妻からルートを言われてはいたけれど遅くなってしまった。
福生市は近くに米軍基地や関係者が住んでいることもあり、横須賀ほどではないようだけれどアメリカ人の姿もよくみる。

打ち合わせを終えて近くのファミレスでこれまた遅くまで話をして、結局帰ってきたのは日付が変わろうかというころ。

まあいいでしょう。めったにないことだからね。

外からものすごい音が聴こえてくる2014/10/13 23:17:54

いまこれを書いていると、外からものすごい音が聴こえてくる。文字にすると「ゴォー」とでもいうような。これを書いているあいだ、台風19号がちょうどわたしの家も含めて関東圏を通過しているだろう。あと2~3時間もしたら台風は太平洋上へ去っていくのだろうが、東北、宮城や岩手の人たちが心配だ。

午後から下北沢、新宿と妻と行動をともにして、雨風が激しくなる前に、と帰宅した。
明日は台風一過で晴れるようだけれど吹き返しの強風がこわい。

それにしても、補聴器を通してもはっきり聴こえる音のものすごさ。
今日テレビで見たらインドもサイクロンで大きな被害が出ているらしい。瞬間最大風速が70㍍というのだから半端ない。そんな強風が日本を襲ったらどうなることだろう。

年末にとりくむボランティア演奏のためのセットリストをつくってメンバーに提案した。
みんなで決めて一緒にやる。ただ経験がないみんなにとって、今回が初めて。初めてだからこそ「楽しい」と思ってもらえるようにするのが、リーダーの責任であり務めだと思う。

体調管理2014/10/14 22:09:47

一夜明けて東京は快晴。

連休の疲れが出たのか朝から、肩こりやらなんやら少々からだが重い。
それでもどうにか一日仕事を終えて、妻と待ち合わせて買い物などを済ませて帰宅。
今週は暑い気温が続くらしく、20℃前後の気温だと予報されている。体調をしっかり管理しないと。

30年ぶりのワールド・シリーズ出場なるか。2014/10/15 17:40:41

気温が上がると思ったら、けさテレビで確認してみると14℃前後。まだ冬物に変えるのは早すぎるが、衣類の調節がちょっとたいへんかもしれない。

ワールド・シリーズを目指すメジャーリーグのプレーオフ、リーグ優勝決定戦。
アメリカン、ナショナル通して唯一日本人選手が在籍しているカンザスシティー・ロイヤルズ。日本時間で今日、ボルティモア・オリオールズとの試合に2-1で勝ち、ワールド・シリーズに王手をかけた。
チームがあるミズーリ州カンザスシティーは行ったことがない街だし、フットボールではカンザスシティー・チーフスがある。ひいきチーム、オークランド・レイダーズとはAFC西地区のライバルでもある。二つの街に共通点があるとしたら、巨大なスタジアムやアリーナがあることだね。オークランドはレイダーズとアスレチックスで共用しているし、すぐ隣にはバスケットNBAゴールデンステート・ウォリアーズの本拠がある。カンザスシティーはカウフマンスタジアム(ロイヤルズ)とアローヘッド・スタジアム(チーフス)が並んでいる。

初めてメジャーリーグを見たのが、トロントでのブルージェイズ対カンザスシティー・ロイヤルズ戦だった。
歴史に残る名選手が何人もいるけれど、長いあいだ低迷期が続いて、およそ30年ぶりのワールド・シリーズ出場なるか。

ワールドシリーズ進出を決める!2014/10/16 17:46:47

ロイヤルズ、4連勝でワールドシリーズ進出を決める!
http://gyao.yahoo.co.jp/player/00994/v00117/v0000000000000014545/

昨日書いたばかりだが、カンザスシティー・ロイヤルズがボルティモア・オリオールズを下して29年ぶりのワールドシリーズ出場を決めた。オークランド・アスレチックスとの、地区優勝決定シリーズ出場権をかけたワンデープレーオフから、負けなしの8連勝。

前回、29年前のワールドシリーズ時はたしかセントルイス・カーディナルズが相手だったと記憶している。
長い長い低迷期だった。
カンザスシティーのファンにおめでとう、とメッセージを送りたい。

お互いに楽しく感謝をもって一日をおくりたい、と2014/10/17 23:46:16

けさのある新聞朝刊にこんな記事が出ていました。

 ブラジル南部のポルトアレグレという町で65年間連れ添った、80代の夫婦がほぼ同時期に亡くなる出来事があったと。夫が死去した40分後に妻も手をつないだまま後を追うように息を引き取ったと。
 夫はイタルビノ・ボッサさん(享年89)、妻はジバさん(同80)。
 記事によると白血病を患っていた夫。妻はぼうこうに腫瘍が見つかって入院。同じ病院の隣同士のベッドで横になって、今月3日、先に夫が息を引き取り、妻も昏睡状態になってまもなく亡くなったのだそうだ。

 ただし、日本と国情や文化の違いがあります。この記事にあるように、ブラジルでは病院でも男女同室なのかな。死期が迫った老夫婦だから一緒にしようと配慮したのかもしれませんね。 

 結婚してみて、もともと異なった者同士が一緒に住むということの難しさと、だからこそ楽しいし喜びもたくさん感じてきました。
 わたしたちもこれからの人生を豊かに生きていきたい。
 せっかくこうして出会ったのだから、お互いに楽しく感謝をもって一日をおくりたい、と感じた記事でした。

忙しいことが大事2014/10/18 23:42:14

週末最初の休日。舞台語最初の、今年最後のレッスンがあり、手話サークルありと忙しい。しかし忙しいことが大事なのではないだろうか。からだをこわさないように注意しつつ。

明日は手話落語のご指導をいただく。突貫に近いがどこまでやれるか。いややれるかではなくやってみよう。

手話落語「時そば」2014/10/19 22:49:35

久しぶりに、今日から、年末の手話サークル忘年会でのパフォーマンス手話落語「時そば」の手話訳づくりにとりかかる。といっても朗読の時とは異なり、まったくのオリジナルをつくるのではない。手元にあるろう者落語家のDVDがあるので、それを参考にしつつ引きずられないよう、わたしなりのオリジナルというか、工夫してみることになるだろう。

ろう者にも中途難聴者にも、手話がわからない人にもわかる人にも楽しんでもらえる表現者になりたい。

この舞台は手話サークルのためだけれど、知人に「見たい」という方が数人いらっしゃる。相談して「見学」というかたちでも観に来てもらえるかどうかやってみたい。

落語なのだからもちろん正座。加えて着物を着たり扇子を使ったり、落語としての基本動作も覚えなくては。
前述するように参考となるDVDをみてわたしなりにやってみよう。