自分が変わることにつながるなら2009/10/05 21:44:56

外は雨。最大級ともいわれる台風が近づいてきたようで、今週土曜日まではカサが手離せないかもしれない。

一週間前に訪れた、豊中教会で購入した2枚のCDを聴いている。
1999年に完成したという、日本基督教団豊中教会にある、マンダーオルガンは、礼拝で聴いたその音だけでも十分、すばらしい価値がある。
聴きながら賛美歌を歌っていて、胸がときめく感動を覚えたものだ。なんといったらいいのだろう、耳とこころの奥深くに響くような感じがするのだ。
その豊中教会のオルガニストだという、前田直子さんの2枚のCDは都内では手に入らないものらしい。

さて、舞台はまだまだ先のことだけれど、まずはもっと手話の幅を広げたいと、日本手話を教えてくれる教室探しを始めている。
ここで手話を知らない人のために説明すると、日本語の手話には2つある。日本手話と日本語対応手話である。

まず日本語対応手話は、中途難聴者ら、人生の途上で聞こえなくなったけれども、文章の読解力がある人が手話を表現するとき、音声言語または日本語の文法に合わせて表現するものである。
日本手話はろう者、生まれてから聞こえない人が身につけている手話表現で、ろう者独自の手話ともいえる。

中途難聴者といってもさまざまで、子どものころに聞こえなくなったわたしのような者もいれば高齢者もいる。土台というか基本が異なるろう者と難聴者を対立させるのではなく、両者の共通するところと異なるところを認め合えるようでないと、いつまでたっても手話も聴こえない人の立場も理解されなくなるばかりである。

舞台だけではなく自分の表現の幅を広げ、ひいてはすべてをかけて自分がさらに変わることにつながるなら、と日本手話の、扉をたたきたい。そう思っている。

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