同じ考えの人がいない2012/11/10 23:37:37

いま出ている雑誌「フライデー」に、プロサッカー選手の長谷部誠さんのインタビュー記事が出ている。

外国で生活するだけでもたいへんなことなのに、生存競争が激しいプロサッカー選手としてプレーするのはどんなにかたいへんなことだろう。
インタビュー記事で、こう語っている。

「家族でさえも考え方って違うじゃないですか。そうしたら一緒に働く人、自分の場合だったら監督やチームメイトですが、一人として同じ考えの人はいない。それさえ分かっていれば、どんな上司がいようと、自分を見失わないでいられる。考え方の違いをしっかり受け止めて、そのうえで自分の主観と客観を大事にする。そのバランスが大事なんじゃないかなって思いますね」

主観と客観について、こうも語っている。
前者は自分がどう考えるかということ。後者は監督やチームメイトの立場になって考えるということ。

とても難しいことだ。ついつい人間は自分中心に物事を考えてしまいやすい。
それを防ぐためには、あるとき、自分を鏡に映すように見る冷静な態度も必要なのだろう。
わたしはまだまだそのレベルには達していないけれど、達成できると確信している。