まだ、なのかもう、なのか。2018/03/11 22:07:56

あれから7年。まだ、なのかもう、なのか。

今日ははーとふるはんどの稽古日だったがとくに震災について話をすることはなかった。
けれどもあの日の出来事は生涯ずっと忘れることはないだろう。つまりもうなかったことにはできないほど、こころの奥深いところに眠っている「3・11」だが、いまこうして舞台のことなどを話していられるというのは、あの日のとんでもない信じられない出来事の上になりたっていることなのだ。あの日があるからいまがある。
そして亡くなった人たちやまだ故郷に帰れない人たちを思うからこそ、いま舞台のことなどを話していられる日常もいつかは反転して自分たちも被災者になるかもしれないという緊張感を忘れずに生きたいと思う。