夜桜をめでながら2009/03/23 23:46:17

仕事の合間にWBC、ワールド・ベースボール・クラシック(国・地域別対抗国際野球大会)準決勝、アメリカ代表対日本代表を見た。試合結果は9-4で日本代表が勝ち、2大会続けて決勝に進む。それはいいのだけど、前日の準決勝、ベネズエラ代表対韓国代表戦で、メジャーリーグオールスタークラスをそろえたベネズエラを韓国が下したことで、決勝は韓国との対戦に。今大会5度目の日韓対決である。ほとんど東アジア選手権だね、という声もあるほど。いったい何回やればいいのさ、とつい口にしてしまう。

けれども国際大会の決勝がアメリカではなく、ほかの国で争われるというのは、かえって競技の発展という意味でよいことではないか。いい意味で日韓が競い合いレベルを高めていくことで、それがアジアさらにはほかの国やヨーロッパなどに波及して野球が広がることにつながれば、と思うのである、とわたしは思うのだが、みなさんはいかがお感じだろうか。

しかしこれで黙っているはずはないのが、やはり開催国でありメジャーリーグをもつアメリカである。
おそらく2013年に開催されるだろう第3回大会には、これまで以上の本気で取り組むだろうし、チーム編成も含めてこれまでとは違った姿勢で臨むに違いない。しかし問題はやはり開催時期だ。これをどうするか。

仕事の後で、文京区にある六義園に行ってきた。
ライトアップされた夜桜はとても美しく、多くの人をひきつけていた。
寒かったのはしかたない。
テレビ観戦したWBCの日本代表から、生きる希望と勇気をもらった。夜桜を愛でながら生きて桜を見ることのできる幸せを実感し、生きている喜びをかみしめた。
本気で戦うぞ、どんなことがあっても逃げたり避けたりしないぞ。真っ正面からぶつかって最後の最後まで戦うぞ。そう強くこころに刻んだ。

帰りにペギー葉山さんで知られる「学生時代」の収録されたCDを、レンタルとセルで手に入れた。いま取り組んでいる曲と合わせて、夏までに覚えたい。