ともに楽しんでもらえる舞台。2018/06/21 22:50:30

一週間後に開かれるフェスティバルで演奏する2曲『心の瞳』『The Rose』の事前練習。妻から「心臓が悪いんだから塩分の少ないものを」と言い渡されていたのをまもって、薄味の親子丼とみそ汁に豆腐が夕食。

事前練習は、自宅から持ち込んだアームマイクスタンドにマイクをつけてギターのサウンドホールに近づけてギターの音を聞き取るのと、ボーカルがわたしの肩をたたいてタイミングを教えてくださり、さらには練習に来てくださった別の出演者が指揮をしてくださって2曲とも演奏できた。曲の後半や終わり近くにわたしが手話で歌う部分も実際にやってみて、手話部分から曲に戻るのもスムーズに。『心の瞳』の出だしは4拍×6小節とアタマでカウントして肩をたたいて下さるのとドンピシャ、うまく合った。これならあわてたりとまどったりすることはない。

たしかにろう者がギターをやるのはハードルが高い。
だからといって、できない無理だやめなさい、ではなく、どうしたらうまくいくかを、聴者もろう者も一緒に考えていこう。
今回来てくださるお客さんはほとんど、もしかしたらわたし以外は聴者だろう。そこでお客さんにも楽しんでもらえたら。だったらステージ上のわたしたちがまず楽しんでやろう。

もうひとつ、今年9月に開かれる朗読舞台「コスモス会」の、朗読台本を今日、朗読クラスの講師先生にお送りした。
まだ手話をご指導くださる方をみつけていないが、とりあえず台本が決まったことで、次のステップに入れる希望が見えてきた。

手話を知らない人たちも手話を知っている人たちも、ともに楽しんでもらえる舞台。
それがはーとふるはんど、朗読舞台「コスモス会」、今回のフェスティバルでの初演奏、すべてに共通しているわたしの願いであり目標だ。

気持ちの切り替え2018/06/22 23:22:29

仕事終わり近くにめまいをおこす。帰りの地下鉄車内で久々に呼吸が苦しくなった。

でもいいこと楽しいこともあって、一週間の終わりとしては良かったと思う。

そういう気持ちの切り替えが大事。

音はやっかいなもの2018/06/23 22:35:12

今日は一歩も外に出ず、活動量計はなんと1288歩。ちょっと歩いた程度に過ぎず、毎日最低1万歩を目標にしているわたしにとっては物足りない。

パトカーの新サイレンに「キュイーン」 高知県警が試み
https://www.asahi.com/articles/ASL6Q6476L6QPLPB016.html?iref=comtop_fbox_d2_02

「ウー」とうなる低音が、交差点では「キュイーン」と耳をつんざく高音に替わり、10秒ほど鳴るというが、たしかにうるさいと思われるかもしれないし、それ以上に「何事か」と不安をあおるかもしれない。

海外旅行でホテルの部屋に投宿中、たまにポリスカーが猛スピードで走りながらサイレンを鳴らしていたのを思い出す。ニューヨークやロサンゼルスでは海外テレビドラマで見聞きするのと同じ音が聞こえてきた。もちろん驚いたし不安も感じた。

サイレンに限らず音というのはうるさすぎるとか大きすぎるとかいろいろ言われる。
すべての人にとって「聞きやすい」というものがないのだが。

それが健全な証拠2018/06/24 23:59:44

soccerばかりが話題になってほかはニュースではない、と言われそうなこのごろ。
列島熱狂といわれるとひねくれもののわたしはかえって見る気もなくなってしまう。

それが健全な証拠なんだけどねえ。世間はそうはみない。

やれやれ。

継続することの大変さ2018/06/25 23:57:59

今日の新聞一般紙(一部除く)に見開きでサザンオールスターズデビュー40周年を記念した広告が掲載されていた。
広告業界について詳しくないけれど、この広告に使った費用はいくらだろう、と想像してみる。

それはさておき、サザンオールスターズについて詳しくないどころか彼らのアルバムも一枚も持っていないのだけど、栄枯盛衰の激しい音楽業界で40年も続くのは並大抵のことではない。まして大所帯のグループ。人間関係もいろいろあるだろうし、行き違いや音楽方向の違いもあるだろう。ビートルズもそうだし、あまたのグループが生まれ解散したり別れたりしてきた。
わたしの好きなフォークグループ海援隊(1971年結成)も1982年に一度解散している。その後94年に再結成していまに至るが、いろんなことがあっただろう。それだけ難しいことなのだ。

ともあれ「続けてきた」というのはほんとうにたいへんなこと。

海援隊もサザンも、いつまで続けられる続くのかわからないが、こころに残る音楽をこれからも楽しみにしている。

できるところから始めていく2018/06/26 22:57:16

2018年 6月26日22時36分 静岡県西部 M3.4 震度1
2018年 6月26日20時03分 岩手県沖 M4.3    震度3
2018年 6月26日19時46分 千葉県南部 M4.4 震度4
2018年 6月26日19時20分 宮城県沖 M3.0    震度1  
2018年 6月26日17時54分 大分県南部 M3.0 震度1
2018年 6月26日17時04分 十勝沖 M4.1   震度2  
2018年 6月26日17時00分 広島県北部 M4.9 震度4
2018年 6月26日14時58分 奄美大島北東沖 M4.6 震度1
2018年 6月26日13時56分 宮城県沖 M3.3 震度1
2018年 6月26日12時00分 岩手県沖 M3.5 震度1  
2018年 6月26日07時07分 島根県東部 M3.6 震度2

今日各地で起きた地震である。うち震度4が2つ。震度3がひとつ。

大地震のリスク、北海道南東部が上昇 18年版予測地図
https://digital.asahi.com/articles/ASL6Q4R1DL6QULBJ008.html

「震度6弱以上の揺れが起きる確率がゼロの地域は全国にどこにもない。家庭や職場で備えを進めて欲しい」

できるところから始めていくことしかない。

うーん、微妙……2018/06/27 22:41:35

終日暑い。

前作の「わろてんか」の評価はともかく、ここ数年妻と一緒に見ている朝ドラ。
でもいま放送中の「半分、青い」は漫画という世界を描いている一方で、主人公である楡野鈴愛が小学3年生のとき、左耳の聴力を失うという設定だ。

ムンプス難聴と一側性難聴
https://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/special/column/03.html

わたしもろう者だからどういうふうに描かれるのかなあと期待していたのだけど、どういうわけか主人公からは聞こえない不自由さやいろんな悩みがあまり伝わってこない。
いや、別に強調しろとか悲劇に描いてくれとは言わないけどね。

妻と「半分、青い」を見ながら「なんでこんなに自然に会話ができているの?」と言い合っている、そんな毎日だ。

チャレンジ2018/06/28 23:43:11

昨日、社内であった社員有志のイベントに出演、この歳で初めてギターを人前で演奏した。曲目は『心の瞳』『THE ROSE』。

はーとふるはんどや朗読舞台で人前に立つ経験を積んでいるからとくにあがることはなかった。曲演奏の合間に手話をいれた部分もスムーズにできた。短いスピーチもこなせたが、肝心のテンポやリズムをつかむのは、一緒に歌ってくれたボーカルが肩をたたいてくれたり先日購入したレーザーポインターで楽譜を照射してメロディーを追って下さったりしてついていけた。

はた目から見れば見栄えが悪かったりみっともないとお感じになった方もいらっしゃるかもしれない。
そうかもしれないが、わたしはけっしてそうは思わない。
きれいなスマートな演奏ができれば越したことはないとは思うけど、いろんなサポートを生かしてできることがある。聞こえなくてもできることがある。
サポートや機器を駆使していくことを「ムダ」と考えて、障がいのない人に演奏も歌もすべてまかせればいいだろう、障がい者は黙っていればいいのだ、と考えるか。サポートや機器があれば障がいがあっても出来ることがあり、それを有効に目いっぱい使っていくことでさまざまな場面で活躍できるのだ、と考えるか。

今回うまくいかなかった部分も次回の課題だと考え、さらに練習を重ねたい。

サポートしてくださったボーカリスト、ピアノ演奏してくださったメンバーに、こころから感謝を捧げたい。

すっきりしない後味の悪さ2018/06/29 06:42:28

暑いなあと思っていたら梅雨明けのニュースが飛び込んできた。

クールビズに反して(ひねくれて?)上着はともかくネクタイとワイシャツで仕事をしている。

同じ猛暑でもこちらはロシア。
今日午前1時に終わったワールドカップサッカー、グループリーグの対ポーランド戦で日本は試合に負けたものの警告数の差でセネガルを上回り決勝トーナメントに進出が決まった。

後味悪かったのは、試合終了10分あまりにあった、パスでのボール回し。

Jリーグでも以前、ボール回しが批判されたことがあった。お客さんは試合を見に来たのであって選手がボールを回すのを見に来たわけではない。消極的に見えるプレーは見る気を失わせ、ゲームへの関心を薄めてしまう。

勝ち試合だったらまだわかる。
アメリカンフットボールでも優位に試合を進めていって、相手の攻撃時間を与えないためにあえてラッシングゲームだけにして時間をつぶしていくこともある。
サッカーのボール回しが悪いとは思わない。勝ち試合だったらまだいい。だけど今回はポーランド戦の終盤は、日本はフェアプレーポイント(FPP)での16強進出を意識し、失点と警告を避ける戦いに切り換え、最終ラインでボールを回し続けた。勝ち試合での「逃げ切り」があまりにあからさまだった。

リスクを負っても勝負に出るべきだったという声もある。1次リーグ全体を見ての結果だからあれでいい、という声もある。実際賛否両論だ。
けれどやっぱりみていてすっきりしない気持ちがある。
日本代表に届いているのかはわからないが、これだけいろんな賛否が出ていることを踏まえて、決勝トーナメントで当たる強豪ベルギーにはすっきりした戦いをしてほしい。

うらやましいねえ。2018/06/30 21:56:24

サッカーの話はこのくらいにして。

梅雨が明けて暑さ本番。高校野球の地方大会が始まった。
ひとつのことにどれだけ集中したかしなかったか。昨日、高校時代に集中したこと、として弓道などスポーツに取り組んだ話をきいた。
うらやましいねえ。

若いときにしかできないことがある。
その一瞬がとても貴重なものだ。