地元チーム2006/09/27 23:46:03

久しぶりのスポーツの話題。

日本ハムファイターズ、というとわたしは旧後楽園球場~東京ドーム時代のころを思い出す。1946年の東京セネターズ、東急フライヤーズ(47年)日拓フライヤーズ~急映フライヤーズ(48年)~東映フライヤーズ(54~72)日本ハムファイターズ(73~2002)と、パシフィックリーグで地味なチームという感じだった。ほかのパシフィックリーグ球団が専用球場を持っていたのにくらべて、日本ハムは後楽園で東京読売ジャイアンツとフランチャイズを共有していた(1953年に世田谷区の駒沢球場をホーム球場にしていた時期を除く)から、なんとなくどっちつかずという気持ちを抱いていた。

わたしの故郷、北海道札幌市にできた札幌ドームに移転して「北海道日本ハムファイターズ」と名称を変えてから地元に密着した球団として、野球教室やチケット販売など営業だけではなく、実力もついてきた。

東京にいると一極集中で東京だけがすべてであるかのような印象を受けるけれど、札幌という、冬が長く夏が短い地域でも、やればできるのだね。

NFLをみても全国レベルの人気があるチームがないわけではないけれど、基本的には都市あるいは州に密着したチームだ。オークランドでも、スタンドのほとんどはブラック&シルバーのジャージばかり。ビジターのサンディエゴのジャージを着た人はごくわずかだった。

やはり地元に密着したチームがあってはじめて、愛されているというかファンも選手もチームもお互いに力をつけていくのだろう。

1981年以来の優勝を目指して、故郷のチームにはがんばってほしい。