一球一球にすべてを込めて2006/01/26 23:46:56

 ふだんあまり意識しないことのひとつは、「一瞬」の大切さだ。
 時間を意識するとしたら地下鉄や約束に遅れるとか、締め切り時間を守らないとかいった仕事や交通機関がらみのことがある。
 だが今日卓球をやっていてあらためて「一瞬」ということの大切さをしみじみ実感している。

 今日はメンバーとのいつもの練習後、物足りなさを感じて45分の延長練習をした。スポーツセンターの卓球指導員に相手をお願いした。いつもの練習中に彼のプレーを見て、速く強い打球と台からかなり下がってのプレースタイルがわたしの目標のひとつであり、うまい人と練習すればもっとうまくなれると思ったからである。

 試合形式になったら勝ち目はないけれど、あるところまでは速球に目が慣れてリターンはできた。

 短い時間だったけれど有意義な内容だったのはいうまでもない。

 練習時間の終わりが近づいてきて、終わるのがもったいないというか、まだまだやっていたいという気持ちになってきた。
 とともに、一瞬一瞬、一球一球をどれだけ真剣に打ったかやったかやらなかったか。明日がくればもう、この日はこないのだと思うと、やっていてたとえうまく打てなくても、ハードにやるしかない。そう感じたのだ。

 生きていくなかでいろいろなものはあるだろうが、いのちをかけてというか一瞬一瞬を大事にしたいと思えるものと出会えることはそうなかなかないだろう。
 手話ソングダンスもそうだがこの卓球もそのひとつだ。
 ラケットが折れラバーがはがれこの腕が折れてもかまわない。
 そういう、Focusをもって、また来週の練習もとりくもう。