やさしい愛の手のひらで　今日もわたしは歌おう ――I will sing with a palm of gently love today――

わたしたち障がい者もそうだが、LGBTQ、生きづらさを抱えている人たちがほかにもいる。
明日、同性婚の実現をめざして、全国の１３組の同性カップルが、裁判を起こす。
彼らの願いは、特権を求めているのではなく、平等な権利を求めているということだ。同性であれ異性であれ人を愛することに変わりはない。偏見や差別意識がまだまだ根強いこの国の、社会が変わるきっかけになれば。

がん患者であり心臓に病気があるわたしもそう。
昨日がん告知を受けたときの思いを書いた。ヘルプカードにもがん患者でろう者だと書いた。
別に特別なことをしてほしいわけではない。がんや聴覚障がいと向き合い生きていく、がん患者だからろう者だからダメだ、ではなくて、普通に生きていきたい、生きられる生きる権利を求めたいのだ。

わたしはLGBTQではないが、同じ生きづらさをもつ者として、共感するし、裁判にも関心を向けていきたい。