数字を手話で表すと2007/02/20 21:26:58

I love you  ASL
仕事で、ある本の校閲をしています。定年退職した男性がバックパッカーでアジアから中東を旅行したという体験と旅記録が内容です。そのなかで興味をそそられたくだりがあります。中国では、親指と小指を立てるのは6の意味だとか。

これはホント? と、中国文化に詳しい知人にきいた。
彼から返ってきた返事に、「へぇ~」とますます興味をそそられた。
中国では親指と小指を立てる指文字の「ヤ」の形は中国で数を数える時の数字の6を意味するのだという。
ちなみに日本の手話の数字の表現は片手ですべて表すのだけど、中国の数字の表現も一~十まで片手で表せるのだそうだ。

ASL(アメリカ手話)ではどうかというと、1=親指 2=人差し指と親指。以下4までは親指と残りの指で表す。5はそのまま5本の指を広げる。6=薬指と親指をくっつける。以下、9まで、小指から順に親指とくっつけて表す。10は親指を横から上に上げて表す。

写真は映画「愛は静けさの中に」(原題:Children of a Lesser God、ウィリアム・ハート、マーリン・マトリン主演)でも知られるようになった、ASLで表す「I love you」。最近はプロ野球選手が試合中にカメラに向かって表すのも見かける。親指と薬指で「Y」。人差し指から腕にかけて「I」。人差し指と親指で「L」。

なるほどねぇ。
今年はもっとASLも勉強したい。

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