やさしい愛の手のひらで　今日もわたしは歌おう ――I will sing with a palm of gently love today――

昨日の続きになるけれど、ゴーン氏の名が一躍知られたのは、思い切ったドライな経営方針であり、従業員や会社に痛みを求めるやり方だった。いろいろ挙げられるが、２万1000人もの社員を解雇したのはいまでも強烈な印象を残している。

ところが直近の報道では、数千万円の家族旅行の代金を会社に負担させていたとかブラジル・リオデジャネイロやレバノン、フランス・パリ、オランダ・アムステルダムの世界４カ国で会社側に高級住宅を提供させていたなど新たな報道が出てきた。

1999年に解雇された２万1000人の元日産社員、現役の社員はどう思っているのだろう。
文化や国情や雇用についての考え方の違いなどいろいろ挙げられるだろうが、つらい思いをしてきた元・現役の社員を思うと、言葉もない。