アパレル製品に思う2017/03/02 21:17:53

ユニクロ、縫製工場リスト公開 労働環境改善の要望受け
http://digital.asahi.com/articles/ASK2X4TSMK2XULFA00Q.html?_requesturl=articles%2FASK2X4TSMK2XULFA00Q.html&rm=564

この記事を読んでピンときた、思い出したニュースがあった。
フットボールファンになってもう長いが、アメリカで販売されているNFLやMLBなどのアパレルなど商品がどこで縫製されつくられているか、アメリカ国内でも知らない人が多いという話だ。
写真はCFL(カナディアン・フットボール・リーグ、トロント・アルゴノーツのウェアだが、インドネシア製だと刺しゅうがある。わたしが着ているNFLオークランド・レイダーズのウェアもやはりインドネシア製だ。昔着ていたNFLアパレルにはバングラデシュ製というのがあった。

ことを単純に、アメリカや日本がアジアから搾取しているなどと訳知り顔で言うつもりはない。インドネシアやバングラデシュといった国は縫製が盛んな国だし、ほかにも中国などもある。上の記事にあるように、ユニクロでも中国、ベトナム、インドネシアといった国に縫製工場があるくらいだから、やはりNFLやMLBなどのアパレルもこれらの国で生産されているのだろう。

けれども、ユニクロが工場の労働環境の改善や生産過程の透明化を求める声に押されて、縫製工場のリストを公表したことだけでなく、こういった工場で働いている人たちの労働環境が適正にまもられること、さらには労働環境が改善されることを求めるといった、かの国で働いている人たちにも目を向けることを忘れないようにしたい。こういった国でつくられたアパレルを着ているわたしたちも、アパレル品を大事に着続けていくことももちろん大事だと思う。