アメリカンフットボールというスポーツ ― 2016/11/29 22:31:21
昨日書いたNFL第12週、Carolina PANTHERS-Oakland RAIDERS。「レイダーズにとってはまさにおいしい場面」と書いたが、どういう意味だろうか。
アメリカンフットボールというスポーツは、サッカーとラグビーの二つの要素、足を使い、ボールを投げるけるという要素を、前へパスを投げたり持って走ったりするものに変えて、相手陣奥深く攻め込み、4回の攻撃で10ヤード進めばさらに攻撃でき(逆に言えば進められなかったら攻守が入れ替わる)野球に似たゲーム展開、体重100kg以上の防具をつけた大男たちが知的推理を駆使して行うスポーツといえば早いかも知れない。
あの場面、PANTHERSは自陣ゴールから6ヤードという地点でプレーを始めた。ということはRAIDERSにとってはボールを奪えたらそのまま得点が入る相手陣地ゴールが目の前、という願ってもない場面だった。これほどおいしい場面は、プロではなかなかそうはない。
この試合の動画
https://nfljapan.com/streaming/11400
通常ならあの場面はパスを投げるべきではなかった。RBに持たせても良かったのではないか。パスは一回で長い距離を獲得できる一方、投げたボールを奪われたら一瞬で攻守が入れ替わる。それでもリスクを冒してまでやるプレーだったかどうか。後半もあるのだから、ボールを持たせるランニングプレーに徹しても良かったのではないか。
試合は第2クォーター終了間際。PANTHERSはここまで得点は7。さきにも書いたように自陣ゴールから6ヤードという地点からのスタート。
QBキャム・ニュートンにしてみればなんとかしてボールを前へ進めたい。時間があればRBにボールを持たせることもできただろうが、前半終了間際で一発で長い距離が得られるパスプレーにかけたいと思ったのだろう。しかし、そこにDEカリル・マックが待っていた。プレー開始、ボールを持ったニュートンがパスを投げる相手を探したがマークされてやむなく攻擊ラインの後ろで体を回転し、別の相手へ投げるつもりだったが、攻守ラインがぶつかりあうなかにいたマックが見逃すわけはなく、投げたボールを長い両腕を伸ばして奪いとった。そのまま右手でボールを持ち、タッチダウン。お見事というほかない。
プレーの選択と、お互いのプレーの読み合いの妙でもあり、その結果がああいうかたちになってしまった。
アメリカンフットボールというスポーツは実におもしろいものだとあらためて感じたプレーだった。
アメリカンフットボールというスポーツは、サッカーとラグビーの二つの要素、足を使い、ボールを投げるけるという要素を、前へパスを投げたり持って走ったりするものに変えて、相手陣奥深く攻め込み、4回の攻撃で10ヤード進めばさらに攻撃でき(逆に言えば進められなかったら攻守が入れ替わる)野球に似たゲーム展開、体重100kg以上の防具をつけた大男たちが知的推理を駆使して行うスポーツといえば早いかも知れない。
あの場面、PANTHERSは自陣ゴールから6ヤードという地点でプレーを始めた。ということはRAIDERSにとってはボールを奪えたらそのまま得点が入る相手陣地ゴールが目の前、という願ってもない場面だった。これほどおいしい場面は、プロではなかなかそうはない。
この試合の動画
https://nfljapan.com/streaming/11400
通常ならあの場面はパスを投げるべきではなかった。RBに持たせても良かったのではないか。パスは一回で長い距離を獲得できる一方、投げたボールを奪われたら一瞬で攻守が入れ替わる。それでもリスクを冒してまでやるプレーだったかどうか。後半もあるのだから、ボールを持たせるランニングプレーに徹しても良かったのではないか。
試合は第2クォーター終了間際。PANTHERSはここまで得点は7。さきにも書いたように自陣ゴールから6ヤードという地点からのスタート。
QBキャム・ニュートンにしてみればなんとかしてボールを前へ進めたい。時間があればRBにボールを持たせることもできただろうが、前半終了間際で一発で長い距離が得られるパスプレーにかけたいと思ったのだろう。しかし、そこにDEカリル・マックが待っていた。プレー開始、ボールを持ったニュートンがパスを投げる相手を探したがマークされてやむなく攻擊ラインの後ろで体を回転し、別の相手へ投げるつもりだったが、攻守ラインがぶつかりあうなかにいたマックが見逃すわけはなく、投げたボールを長い両腕を伸ばして奪いとった。そのまま右手でボールを持ち、タッチダウン。お見事というほかない。
プレーの選択と、お互いのプレーの読み合いの妙でもあり、その結果がああいうかたちになってしまった。
アメリカンフットボールというスポーツは実におもしろいものだとあらためて感じたプレーだった。
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