お越しくださいましたみなさん、ほんとうにありがとうございました!2016/10/01 23:07:04

2016年10月1日、下北沢の「しもきた空間リバティ」で第11回となる、コスモス朗読会がひらかれました。
わたしは大トリとなる一番最後の演技。いもとようこ作『かぜのでんわ』を。

次に演じる人がいないというのは、ある意味プレッシャーがかかります。第1部からずーっといい流れで来ていたのが、最後の最後でなにかあったらすべて台無しになりかねない。一方でわたしのあとにやる人がいないのは時間など気にせずに思いっきりやれるということでもあります。

前々回から、舞台演者と作品紹介を舞台出演者が担当することになり、わたしの担当を別の方がアナウンスしてくださいました。
おぼろげにかすかに聞こえてくるそのアナウンスを聞きながら、わたしはいろんな思いが去来しました。

熊本震災直前にこの作品を読むと決めてからおよそ9カ月。
どうにか終えることができて、ホッとすると同時に次回もまた楽しんでもらえるものを、と思っています。

お越しくださいましたみなさん、ほんとうにありがとうございました!

何より基本であり大事なこと2016/10/02 23:55:05

で、一夜明けて今日は「はーとふるはんど」のけいこ。
うーん。

どうもわたしはこわい顔が出るらしい。笑っているつもりなんだけど、そうは見えないらしい。このあいだも4歳の女の子がわたしの顔を見て怖さを感じて泣き出した。あらら。

そろそろ来年2月の芝居の台本が出来上がるらしい。
どんなことになるかわからないけれど、いただいたものをしっかりやること。それが何より基本であり大事なことだから。
楽しいけいこのなかでそんなことを感じた、ひととき。

あすは真夏並みの暑さ2016/10/03 22:19:02

昨日からちょっと風邪気味。舞台を終えてホッと気を抜いたわけでもないだろうが。

また台風が接近して沖繩から奄美にかけては猛烈な暴風雨だそうだ。明日は日中は広く晴れて、季節はずれの暑さ。最高気温は東京都心が33度、横浜は31度、前橋は32度の予想というから、真夏並みの暑さが予想される。

ちょっと待て。いま何月だ?

繰り返し繰り返し何度も練習するだけ2016/10/04 21:54:40

先週朗読舞台を終えたばかりだというのに、来年のスケジュールがわかりました。

来年のコスモス会は2017年9月30日、ところも同じ「しもきた空間リバティ」です。
http://www.liberty-entertain.com/policy.html

さて、今日は本来の予定を変更してギターレッスンを受けてきました。
だいぶコツというか、こう弾けばいいんだというものがみえてきました。
あとは繰り返し繰り返し何度も練習するだけ。その積み重ねが大事です。

何が正しいかなんて、簡単にはいえない2016/10/05 23:00:18

昨日の暑さから、台風接近で雨。

夜の手話サークルは、ろう者講師による手話指導。

うーん。
いろんな考え方いろんな立場があっていいと思う。ネィティブろう者がいて、わたしのように補聴器を外すと全く聞こえない人もいて、手話を学びたい聴者もいる。

手話に対する考え方表し方もさまざま。
何が正しいかなんて、簡単にはいえない。

その多様さこそが手話の奥深さなのではないだろうか。

劇団仲間とライブショーを楽しんできた2016/10/06 23:04:06

仕事のあとに青山へ移動。劇団の仲間と、ミュージックライブショーを楽しんできた。

手話通訳士がそばでMCトークを通訳して下さり、劇団のろう仲間とともに楽しめたひととき。
アンコールでかかった「見上げてごらん夜の星を」は、こちらも手話でやってしまった。後ろから見ていた別のお客さんが、終演後「私の娘も手話に興味があるんですよ」と話しかけてくださってしばし盛り上がった。

とてもすばらしい歌を聴かせてくださった藤田朋子さん、ほんとうにありがとうございました!

だんだん寒くなってきて2016/10/07 23:12:23

こってりバターのみそラーメン
夕方になるとさすがに寒くなってきた。
定期券継続のため自宅近くの駅から少し離れた、定期券販売駅へ行って購入後、食材を買ってきて、妻のために夕食をつくった。例によって今晩もラーメンを。

北海道生まれのわたしだけ、こってりバターを入れた。妻は「味が濃すぎるから」とバターを入れない。

あすからの週末はいろいろあるが、しっかり楽しく過ごしたいものだ。

『ハドソン川の奇跡』2016/10/08 23:22:55

妻と甥っ子と一緒に映画を観てきた。クリント・イーストウッド監督、トム・ハンクス主演『ハドソン川の奇跡』。

2009年1月15日午後3時30分ごろに、ニューヨーク発シャーロット経由シアトル行きのUSエアウェイズ1549便が、ニューヨーク市マンハッタン区付近のハドソン川に不時着水した航空事故を題材に、事故後の機長らがNSTB(国家運輸安全委員会)から「ラガーディア空港へ行けたのでは?」「機体や乗客を危険な目にあわせたのではないか」などど厳しい追及を受けいていたという事実から、英雄としてまつりあげられる葛藤と苦しみ、旅客機の機長としてのとるべき行動とは、プロとはということを描いている。

甥っ子にはちょっと難しかったかもしれないけれど、これから生きていく上でいろんな思索学びになるだろう。
もちろんわたしもまた、この映画から感じることが多かった。
人としてのありよう生き方を考えさせられたのはいうまでもない。

イーストウッドらしいすばらしい作品だと思う。

2つのドラマの演出に思う2016/10/09 23:01:00

うーん。

石原さとみ『校閲ガール』、放送事故レベルの現実乖離に批判殺到「校閲をナメるな」
http://biz-journal.jp/2016/10/post_16860.html

番組が始まって最初は高視聴率が伝えられた「校閲ガール」。
ところが、しばらくたってドラマの中の演出というか描き方が、当の校閲経験者当事者からクレームが相次いでいるというのだ。わたしも、この地味で目立たない、活躍する余地などない裏方仕事がどれだけドラマになるのか興味を抱いていた。

ところが。
主人公の女性校閲者が事実確認のために、原稿内に出てくる場所を実際に訪れて聞き取り調査するシーンがあるそうだけど、実際はありえない。
考えてみよう。当然取材者がいろいろ手を尽くしてあたって取材しているわけで、校閲者が聞き取り調査をするなんて「越権行為」そのもの。当然取材した記者はおもしろくない顔をするし、取材された方も「取材に来た記者とは別の記者が来た」と迷惑不愉快になるのは言うまでもない。

はじめに引用した記事にあるように「そもそも校閲という仕事の本分は原稿の誤りを指摘するというもので、それ以上でも以下でもない、つまり活躍する余地などない裏方仕事」、これに尽きる。

どんな職業でもそうだけど、その世界に生きている人から見ればドラマで描かれている描き方に違和感を覚える人がいてもおかしくない。その仕事に懸命になっていればなおさら。それを「イチャモン」という人もいるのはわかる。けれどどんな仕事でも一生懸命やっている人の思いを考えれば、いくらドラマでも極端な演出はおかしいと思うその人たちの思いをアタマから否定するのもどうだろう。

そこで昨日観た映画『ハドソン川の奇跡』に戻る。
たしかに着水してひとりも人命を失わなかった、サレンバーガー機長の判断と行動は賞賛に値する。そしてそのドラマが映画にもなった。
しかしそれは演出を大きくするとかほかのパイロットや航空管制官や航空会社の人から見て「これはおかしい」というクレームがつくようなものにはしていない。サレンバーガー機長はじめ当事者経験者にリサーチして聞き、どういう状況でああいう結果になったのか、そもそも民間航空機のパイロットはなんであるのかを、イーストウッド監督はじめ製作者が理解し、その仕事に敬意を抱いていたからだろう。イーストウッド監督自身、若いころの軍隊時代に飛行機が不時着した経験があるのだそうだ。

『校閲ガール』の演出者がどう考えているかはわからない。
けれど当の校閲経験者当事者からクレームが相次いでいるのだとしたら、演出している人たちは自分たちが描こうとしている仕事や世界、ひいてはそこに生きている人たちに敬意を抱いているのだろうか、と疑問を抱いてしまう。

あまりにも品がないなあ。2016/10/10 22:43:49

http://www.huffingtonpost.jp/2016/10/10/trump-clinton-second-debate_n_12426128.html?utm_hp_ref=japan

http://www.huffingtonpost.jp/2016/10/09/trump-vs-clinton-words_n_12424128.html

http://www.huffingtonpost.jp/2016/10/10/trump-vs-clinton-second_n_12425600.html?utm_hp_ref=japan

いろいろ出ているけど、うーん。

アメリカと日本はディベートの文化も土壌も背景も異なるから一概に言えないのは承知の上で、上にあげたサイトを見ていると、アメリカ大統領選挙の討論って、こんなにも相手を非難したり欠点を論ったり貶めてやろうというようなものだったっけ?

議論というのは少なくとも相手を認めていく姿勢がなくてはならない。いくら選挙であり大統領の座を争う相手であるとは言え、あまりにも品がないなあ。
嫌われ者同士の選挙というのもうなずける。