一国の指導者になろうとするなら2016/08/19 22:52:23

アメリカにも「男らしくない」という言葉があると思う。
あれだけ言いたい放題をやって選挙活動上の戦略としても「メキシコ国境に壁を」「イスラム教徒の入国禁止」だのと言っておいて、支持率が落ちかけたら「後悔している」。はっきり言って世界を左右しかねない、一国の指導者となるにふさわしい人物ではないと思う。

トランプ氏、失言を「後悔」=異例の反省の弁―米大統領選
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016081900245&g=int

本当に大統領になりたい、自分がアメリカをよい国にするんだ、力強い国に戻すんだ、というのなら、自分の言動に責任を持っていくべきだ。でないと、思いつきやその場での判断で誤った道に引きずり込まれかねない。少なくとも核ボタンを押す能力がアメリカ大統領にあり、判断によっては一歩間違えたら世界が破滅しかねないということなんだから、その責任は重大である。

わたしもつねづね自戒しているのだけれど、そしてそのときにはかくありたいと言い聞かせている。
「人はその言動で試される。人は試練に立たされた時の言動で、本当の姿がみえる」

「後悔」するならあんなことは言わない方が良かった。
アメリカ国民に語りかけたい。
ほんとうにトランプでいいのですか、と。