宇宙からわれわれをみるとき2016/06/22 22:53:09

映画にもなった 小惑星探査機「はやぶさ」が小惑星「イトカワ」持ち帰った微粒子。
その微粒子の表面に、約45億年前のものを含む4種類の模様を確認したと発表した、という記事。

イトカワの微粒子に45億年前の模様 「はやぶさ」採取
http://digital.asahi.com/articles/ASJ6Q5VDPJ6QULBJ00T.html?iref=comtop_8_07

さらには、13億年前以降に起きた小さいいん石との衝突で出来たとみられる模様や、約100万~1千年前に太陽風で風化した跡も確認されたという。

このブログにも何度か掲載している月の写真だけど、身近な天体である月も、ほんとうはまだまだわかっていないことばかりだ。
いままでに分かっていることは----

月の誕生は地球と同様におよそ45億年前であること、表と裏で地質の特徴が異なることなど。
しかし、月の起源と進化(月がどのように形成され、どのような変遷を経て現在に至ったか)には未だに多くの謎が残されているのだという。

われわれは自分たちがどこからやってきてどこへいくのかさえわからない。なのにくだらない争いばかりをしている。
宇宙という、時間のスケールがとほうもなく広く長い、その宇宙からわれわれをみるとき、いかにわれわれが小さいものであることか。