人がお互いを理解し合うというのは、本当に難しい。お互いを理解し合えないことほど、不幸なことはない。 ― 2015/12/18 23:56:36

先日手話サークルの今年最後の学習会で、今村彩子という、ろう者で映画監督の作品『珈琲とエンピツ』を観た。DVDにもなっているのでご覧になった方もいらっしゃるだろうと思う。
人がお互いを理解し合うというのは、本当に難しい。
聞こえないろう者中途難聴者と聴者も、コミュニケーション方法が違う、生活文化が、考え方が違う。そのために誤解やすれ違いからトラブルになり、人間関係にひびが入ることもある。そうなっていってお互いを理解し合えないまま、ということになる。
この『珈琲とエンピツ』では静岡県湖西市ででハワイアンショップとサーフ用品ショップを営んでいる、ろう者が出てくる。来店する客の中には聴者もいる。だが垣根をつくることなく、店主である彼がつくったコーヒーを出し、筆談と身振り手振りでやりとりをする。彼の師匠であるベテランサーフボード職人とは声を出してやりとりをする。
けれど彼らの間には垣根がない。
お互いを理解し合おうという意志ができている。そして、聞こえないから聞こえるから分かり合えない、ではなく、お互いを理解していこう知っていこうという交流ができている。
たしかに見た目ではわかりにくから、避けることもある。
それではいつまでたっても交流ができない。
わからないから知らない、ではなくて、ちょっとでいいから教えてとか知ってほしいとか、ふつうに接していくことで、垣根が低くなっていくのではないだろうか。
LGBTやほかの障がい者もそう。
お互いを理解し合えないことほど、不幸なことはない。
人がお互いを理解し合うというのは、本当に難しい。
聞こえないろう者中途難聴者と聴者も、コミュニケーション方法が違う、生活文化が、考え方が違う。そのために誤解やすれ違いからトラブルになり、人間関係にひびが入ることもある。そうなっていってお互いを理解し合えないまま、ということになる。
この『珈琲とエンピツ』では静岡県湖西市ででハワイアンショップとサーフ用品ショップを営んでいる、ろう者が出てくる。来店する客の中には聴者もいる。だが垣根をつくることなく、店主である彼がつくったコーヒーを出し、筆談と身振り手振りでやりとりをする。彼の師匠であるベテランサーフボード職人とは声を出してやりとりをする。
けれど彼らの間には垣根がない。
お互いを理解し合おうという意志ができている。そして、聞こえないから聞こえるから分かり合えない、ではなく、お互いを理解していこう知っていこうという交流ができている。
たしかに見た目ではわかりにくから、避けることもある。
それではいつまでたっても交流ができない。
わからないから知らない、ではなくて、ちょっとでいいから教えてとか知ってほしいとか、ふつうに接していくことで、垣根が低くなっていくのではないだろうか。
LGBTやほかの障がい者もそう。
お互いを理解し合えないことほど、不幸なことはない。
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