口で言うのは簡単だけど2015/10/06 23:25:59

日本もアメリカもプロ野球の公式戦が終了した。これからポストシーズン、リーグチャンピオンをかけた戦いにはいっていく。

その一方で、戦力外、構想外として解雇を言い渡される選手、自ら引退を発表する選手、悲喜こもごもの光景がみられる。戦力外を言い渡されてもなお現役でプレーしたいと、トライアウトを受ける選手、日本以外の国に活躍の場を求める選手もいる。そして新しい若い選手を選択する、ドラフト会議も。

そのなかでわたしがひそかに「おつかれさまでした」と声をかけたいのは、山本昌選手である(中日ドラゴンズ1986~2015)。
ピッチャーとしての成績をみると1994年の19勝から、今日現在で今年はたった1試合しか投げていない。明日の広島戦で先発するという。もし出場すれば50歳になって最初で最後のマウンドで自身の持つプロ野球の最年長出場となる。
生き馬の目を抜くようなプロの世界を中日ドラゴンズ一筋で、29年もプレーし続けたのは同世代としても誇らしい。メジャーほど選手の移籍が激しくないとはいえ、同一チームでやり続けられたのは、マサに「ドラゴンズで必要とされていたから」だろう。
あきらめないことやり続けること。
口で言うのは簡単だけど、実行するには気力体力、精神力がないと。しかも周りはみな年下ばかり。これらを保つのは並大抵のことではないはずだ。

明日の試合は、たった一人の打者限定だそうだけど、仮に一人で終わったとしても、彼が残した記録は永遠に色あせることはない。

おつかれさまでした、とこころからの声援を送りたい。

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