励み、ポジティブになるということ2015/08/09 21:38:34

メーカー販売店から補聴器を1週間のお約束で借用して初めての週末。
補聴器と一緒に、FM補聴器を持って行って礼拝で牧師につけていただいた。説教を聞き取るためであったが、結果は思った以上によく聞こえ、パソコンからスクリーンに投影された説教を読みながら、補聴器を通して聴こえてくる牧師の肉声とあわせて、よく理解することができた。
今週土曜日にお返しするが、もしこれが公的機関から判定を受けられたら、ぜひ朗読のクラスでも使ってみたいものだと思う。

懸案だったことがもうひとつ。
先月札幌に帰ったときに激しい頭痛と肩こりに悩まされて、実家の両親と妻に、休日救急病院に連れて行ってもらったことはすでに書いた。
札幌と東京で、肩こりなどの原因を調べてもらうようにと、整形外科へいくことをすすめられ、その診察で、骨格がややずれていること、会社で週1、ストレッチなどを教わっている。
今日、東急ハンズで、姿勢矯正のためのバンドを購入してきた。
完全に矯正されたわけではないけれど、いくぶんか姿勢が良くなったような気がする。補聴器だけではもはや音声を聞き取るのは難しいのだから、手話を覚えてコミュニケーションの幅を広げてから、生活に楽しみができたのと同じように、この矯正バンドを使いながら、ストレッチを覚えて家でも職場でも試してみることなどで、違ってくるのではないだろうかと思う。
朗読舞台ではまっすぐきれいな姿勢で立って、きれいな手話をお見せできたらいいなとおもう。そういう、励みになるというかポジティブになるというのも大事なことだろう。

妻と一緒に最近見ている、大河ドラマ『花燃ゆ』。
視聴率がどうの、主演がどうのと評判はかんばしくないようだけれど、今日の回ではセリフにいろいろ考えされられた。

かいつまんで要約するとこんな具合だ。
「子どもに先立たれた親は、ずっとずっと、子どものことを思うものだ」
「権力をもつというのは、人にふりかざすばかりではない。民が安心して身をゆだねられるかどうかだ」

安倍は、今日の70回目の長崎での平和祈念式典のあいさつで「非核三原則を堅持する」と言った。
3日前の広島では言及しなかったのを、被爆者団体や野党から批判されたのを受けてだろう。言い訳じみたのはミエミエである。もし本当にそう思っているならなぜ、3日前に言わなかったのか。5日にあった安保法制審議で、「法文上は核も運搬可能だ」と中谷防衛大臣が発言した直後だっただけになおさら疑念がわいた。

権力者だから何を言ってもいいわけではない。
むしろ逆に、国民から信頼される、この人なら大丈夫と思われるだけのものがなくてはならない。
わたしはハッキリと、安倍の発言には全く信用できないと断言する。国民として、信頼したいとは思わない。