「主人」「嫁」「ワイフ」「ハズバンド」2015/07/08 23:25:49

最近はここにまったく書き込みがない、わたしの妻(ハンドルネームは「ハンナ」)。
結婚して3年目になりますが、お互いをどう呼び合っているのか。

わたしたち夫婦はというと、妻は外ではわたしを「主人」と呼び、わたしも「妻」と呼ぶほか、「ワイフ」も使っています。
周りでは「だんな」という人がいるし、関西に住んでいるわたしの古い友人は「嫁」と呼んでいます(「嫁」というのは関西に多いのかしら?)。

ある日本語研究家によれば、「嫁」は婚家の跡取りを生み、その家のために働く女性に対する呼称であり、「主人」は使用人が雇い主を呼ぶ主従関係を示す言葉だったというのです。

言葉は時代によって変わってきます。それは音声言語や文字言語でも同じですし、もちろん手話もそうです。
しかし、結婚生活を続けていくなかでこころしていかなくてはならないことがあるとしたら、お互いへの敬意と愛情、リスペクトと思いやりではないでしょうか。
外で「主人」「妻」と呼んでもいいし、それを不快に思わないならそれでいいのではないでしょうか。不快だと思ったなら使わなければいいことです。
むしろどんな呼び名呼称を使っていても、その言葉を聞いた、家庭以外の第三者や友人知人が、「ああ、この夫婦はお互いを思いやりいたわっているね、深い愛があるね」と思ってもらえるような言動であるべきです。「主人」「妻」と呼んでいても、お互いを軽べつしたり軽く見ているような思いが端々ににじみ出てくると感じさせてはいけません。

お互いを思う長く連れ添った末の信頼関係がにじみ出てくるようなものでありたい。あらためて思ったものでした。