2520億円の東京五輪メーンスタジアム2015/07/07 22:35:58

雨が続く毎日。たしかにこうも続くと気分がうっとうしくなりますね。
来週は金曜日ごろから急激な気温上昇があると予報が出ていました。熱中症にも気をつけて過ごしたいものです。

今日のGoogle検索サイト。
トップはなんだかウルトラマンのような絵が描かれています。ウルトラマンのカラータイマーに似た部分が「G」に変わるらしい。顔もよくみるとウルトラマンレオにもなんとなく見えるような。うーん、ウルトラマンはたしかに日本が生んだ世界的なヒーローキャラクターなのですけどねえ。

さて話は変わります。
2020年の東京五輪のメーンスタジアムが、2520億円で建設することが了承された、と伝えられました。報道では「総工費は、基本設計時の1625億円を約900億円上回る。日本スポーツ振興センター(JSC)は、2520億円の内訳について、スタンド部分1570億円、屋根部分950億円と説明した」とあります。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150707-00000095-jij-pol

でも。
東京都に500億円という出費を求める話も出ているのに、この一件だけでも都民として違和感異論があります。そもそも今日のこの有識者会議には、デザインを審査したトップの審査委員長が出席していません。責任逃れと言われてもしかたないところでしょう。
テレビのニュースでは、キールと呼ばれる屋根を支える柱部分だけでも1000億円。しかも工期はかかるし建設するにしてもそれ自体がたいへん難しいものだ、という専門家の話もきこえてきます。

いったん走り出したら止まらない建設事業の最悪のパターン。
どこかで国民なり都民なりが異議申し立てをしていかないとだめなのでは? 自民党議員は「国際コンペで採用された案を取り消すのはリスクがある」と言っていたそうですが、はっきりいえばメンツと、後世に及ぶツケや財政負担などのどちらが大事なのでしょうか。

わたしはもともと今回の五輪には反対でした。
こんなむちゃくちゃな案がまかり通るようなものなら、とてもじゃないけど2020年、お金を払ってまで見たいとは思いません。
もっとほかにお金を必要としている人たち、震災の復興が遅れている東北の人たちや高齢者障がい者、子どもたちに用いることが出来るでしょうに。

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