今年もめぐってきた「あの日」2013/05/01 23:41:39

今日から5月。
まためぐってきた「あの日」を忘れないために、スーツにアイルトン・セナのヘルメットのピンバッジをつけた。

今年は家族をもってはじめての5月1日である。
まもらなくてはならないと同時に、この家族のためになにができるかなにをしなくてはならないか、と思う。
生前のセナは一度だけ結婚生活があった。のち別れたが、晩年には恋人もいたときいたことがある。
プライベートでまもらなくてはならない人がいて、世界的著名人でありいのちにかかわるスポーツをし、それゆえに多くのファンがいた。
ファンのためにも家族のためにも恋人のためにも、とハンドルを握っていたのだろう。

わたしなぞ比較にもならないけれど、まもらなくてはならない家族ができた。
だからこそ、一日一日をしっかり生きていかなくては。
そうピンバッジとリングをみつめて言い聞かせた「あの日」である。

やっとおちついて2013/05/02 23:36:46

今日、妻の妹家族がそれぞれ自宅へ、帰途に就いた。
おちついてやっとこれから、二人きりの生活が始まる。

弁当をつくってもらって、いや、実にこれがおいしい。

明日からの4日間は残務整理などの一方、街に出て少しでもリラックスしておくろう。

聴いていた音楽を楽しむ2013/05/03 22:14:15

7~8年前、まだ高村真理子さんがご存命だったころによく聴いていたミニディスクをプレーヤーにかけた。
もう裸耳ではまったくと言っていいに近く音が聴こえないから、妻しか聴こえないだろうけれど、楽しんでいるようでうれしかった。

寝ているときの横顔。ごはんをつくっているとき。
すてきな表情にときめきつつ、まもっていかなくては。

重みを感じる仕分け作業2013/05/04 23:43:01

挙式から1週間。
残務整理の一つ、いただいた祝儀を分けてお返しをしなくてはならない。その仕分け作業に追われた。

多くの方からお祝いをいただいた。そのお気持ちを大切にこれからを過ごしていきたいとあらためて重みを感じる。

ひとときはあっというまに過ぎていった2013/05/05 22:35:38

ひと月前に結婚した、妻の友人とその夫を招いて、結婚1カ月記念と自分たちの結婚1週間記念(笑)を兼ねて自宅でパーティーを開いた。
妻の友人が手話ができることもあって、実に楽しい豊かな話題がいくつもでき、ひとときはあっというまに過ぎていった。

不妊治療、海外での医療費問題、日本はいかに恵まれているかということ。

ほんとうにつくづく実感させられる。
だからこそ日本ができることがあるのではないだろうか。

手話にしても聴覚障がい者対策にしても、まだまだ進んでいない国が多い。
補聴器だけを見ても、高額ゆえに手が届かない人たちがいる。その人たちの中には進行性難聴もいるだろう。同じ聴こえない者として、苦しみを味あわせたくない。

こういったシリアスな話題だけではなく、音楽や映画や本など多方面に広がった会話ができたひとときである。

Skypeと母の日2013/05/06 19:52:47

連休最終日。
妻が独身時代からやっていたというスカイプを始めることにした。
セッティングに苦労したけどつながってみると楽しい。文字入力もできるので耳が聴こえない者同士でも会話が楽しめる。

もうすぐ母の日がやってくる。来週日曜日。
今年は結婚して最初の日でもあるので、妻の実家の母、つまり義母に贈り物を送った。もちろん妻もわたしの実母に贈り物を送った。

そうやっていろんなつながりが増えてくるのが、結婚したということの意味でもある。

みられているから、励みになる2013/05/07 23:06:15

1週休みをとって、今日からまた手話の学習会を再開した。
今月中に、秋のコスモス朗読会に向けたテキストを決めて、手話表現づくりに入ることを考えている。

実は妻にも立ち会ってもらいたいと、手話通訳士先生と相談した。
妻はまだ手話がうまくないけれど、わたしがやっているのをみて、覚えるとまではいかないにしても、手話で語るということ、わたしの朗読舞台への取り組みをそばでみてもらえたら、理解がまた深まるのではないかという期待を込めた。

やりにくさは感じない。むしろそばでみられているから、励みになる。
4カ月後にいい舞台ができるようになりたい。多くの人に見てもらいたい。

予防接種を受けよう2013/05/08 23:06:00

妻と遅い夕食を食べた後、テレビ朝日の『報道ステーション』をみていて、風疹にかかり、先天性風疹症候群のために子を失った母親のインタビューが放送されていた。

風疹患者すでに5千人、昨年1年間の倍以上に
http://www.asahi.com/national/update/0508/TKY201305080455.html

今年は風疹感染者数が5000人を超えたと伝えられ、しかも患者の大半はワクチン接種を受けたことのない20代から40代の男性だ、という。
わたしもまさにその40代の男性であり、妻もわたしもいずれは子どもがほしいと思っている。

妻と見た『報道ステーション』の番組では、風疹をうつされたのはだれからなのかわからなかった、という。ということは、わたしもいつうつされるかうつすかわからない、ということだ。
赤ちゃんの目や心臓などに障害が出る先天性風疹症候群だけではなく、わたし自身もはしかで聴こえなくなったと思われることから、赤ちゃんや妊婦期の妻になにかあったら、と不安になるだろう。
妻と相談して、近々風疹ワクチンを投与してもらうことに決めた。

真夏日2013/05/09 23:55:22

5月にしてはや真夏日の今日。
日中、外に出ることはなかったが、80歳を過ぎた高齢者が倒れるなど、各地で暑さのために体調を崩した人が多かったそうだ。

今日は仕事のあとに朗読テキストを探しに都内の書店へ足を運んだ。
まだ何も決めていない。いくつか読んでみたい本を買ったが、読むのはこれから。

2週間になった2013/05/10 21:39:23

早いもので、挙式からもう2週間になる。
今日、あるサイトで、こんなものをみつけた。『配偶者理解度チェック』だ。

① 相手の趣味は?
② 好きな食べ物は?
③ いま、一番欲しがっているものは?
④ 仲の良い友達を3人挙げて
⑤ 最大の関心事は?
⑥ 相手の良いところ、好きなところを3つ挙げて

という。

実はこれ、定年退職した男性と配偶者のあいだにすきま風ができて夫婦間のトラブルになることが多いという話から、夫婦にとって大事なこと、どれだけお互いを理解しているか、ということでもある。

長年一緒に暮らしていても、お互いのことをよくわかっているとはいえない。まして明日で2週間になるわたしたちはなおさらだ。

年を重ねてからすぐにできることではなく、長い間の積み重ねがあってこそ、お互いを理解するということなのだろう。

自分も含めて、お互いに押しつけたり押しつけられたりすることなく、ゆっくりお互いを理解しあっていきたい。
まだ始まったばかりだもの、あせることはない。