世界がどうなっているでしょうか2022/03/05 20:23:31

こんなたいへんなときに。そう思いながら複雑な心境でこれを書いています。
わたしはろう者であり、聴者と同じように話せます。その矛盾というかどっちつかずのようなジレンマをどうしたら克服あるいは乗り越えられるか。その思いで、20年近く、朗読と手話を学び続けています。
2年ぶりに「朗読のレッスン」の仲間とともに第15回コスモス会を開催します。
わたしは音声と手話で語ります。
聴者はもちろんのこと、聴覚障がい者にもお越しいただけたら、これ以上の幸いはありません。
コスモス会開催のとき、世界がどうなっているでしょうか。大きな不安を感じながら語ります。

第15回コスモス会 ご案内の続きです2022/02/21 17:59:25

今回ははじめて、手話通訳士に来ていただき、ろう者難聴者向けのお席を最大13席用意いたしました。手話通訳を見たいという方もどうぞいらしてください。

関心・ご興味がおありのかたがいらっしゃましたら、FacebookからNaruhisa SHINKIと検索してメッセージをお送りくだされば幸いです。

ようやくでき上りました2022/02/20 19:50:20

補聴器単体では声を聞き取ることが難しい聴力ですがなぜか聴者と同じように話せる。そんなややこしい「中途全ろう者」(こんな言葉は適切かどうかわかりませんが)が、2年ぶりに朗読舞台に立ちます。第15回コスモス会朗読発表会ですが、今年初めて、ろう者の専用席をご用意いたしました。手話通訳を見たいという方もどうぞいらしてください。

2022年3月25日 午後1時開場 第1部 午後1時30分から
               第2部 午後3時(予定)
 なかの芸能小劇場 中野区中野5丁目68ー7
 みなさまのお越しをこころからお待ちいたしております。

マスク生活と補聴器の併用 かなり耳の痛みが軽減され2022/02/07 18:12:50

マスク生活が長くなりもはや日常不可欠となってきた。そこで困ったのが、マスクのひも部分を耳にかけるとき、補聴器のイヤモールド(耳栓)部分とチューブをつなぐフックがひもにひっぱられて、まるで折れ曲がった耳のようになって痛みを感じるときがあった。マスクなしだったら問題ないのだけれどいまはコロナ禍のさなか。マスクなしでの外出はありえない。
そこで補聴器代理店と相談して、フックを交換し、耳にかける余裕をもたせたフックに交換したら、かなり耳の痛みが軽減された。写真上は交換前の従来使っていたフック。下に補聴器とつなげてあるのが交換後のフック。曲がり具合が違うのがお分かりいただけるだろうか。
補聴器をつけたことのない方には分かりにくいかもしれないが、なかなか面倒なマスク生活と補聴器の併用。いつまで続くやら。

海援隊と讃美歌を2022/01/11 22:48:14

今年もはや10日を過ぎてしまった。いろんなことを考え、目標を抱いているが、そのひとつ、ギター教室でのレッスン。通年目標の一つに「海援隊」と「讃美歌」を覚えようと思い、まず海援隊の1982年日本武道館ライブで演奏された曲『誰もいないからそこを歩く』をお願いした。オリジナルをプロギタリストである講師にみていただいて、さっそくレッスンを始めた。もうひとつの讃美歌のほうは、3月の朗読舞台が終わってから少しずつ時間を増やしていきたいと思う。朗読も手話の学びもある。指導者コースの講習会もある。たいへんだけどやりがいがある。今年一年最後になにを演奏するかはわからないけれど、しっかり覚えたい。

「いつか」のときまでに備えておきたい2021/12/19 20:40:03

いま、月に一度だけ所属教会とはべつの教会でギター教室に通っている。もちろん所属教会の牧師から許可をいただいてのことだ。

話は5年前のS状結腸がん入院にさかのぼる。
大学時代からがんや終末期医療といった問題に関心を抱いていたが、まさか自分ががん患者となって大腸を摘出する手術を受けてから、自分の「死」について考えるようになった。そして2年前に義母をおくってから一層その思いが深まり、毎年正月前後に生前遺言を書き換え、自分の「そのとき」もしものときに来てほしい人にだけ連絡するようにと家族にも伝えているだけでなく、昨年、献体登録を更新した。

そういった「終活」と関係してくるけれどせっかくギターを学んでいることだし教会に通っているのだから、と、「いのちのことば社」からでている『教会福音讃美歌』を購入して、さきに書いた月に一度だけの讃美歌ギターレッスンに通っている。もしものとき、そして自分の肉体はひつぎのなかで、わたしはいないのだけれど、自分が葬儀で演奏してほしい讃美歌をギターで演奏した動画を自分の葬儀のときにスクリーンで投影し、その讃美歌の手話もスクリーンで投影してもらえたらいいなあ、という思いからだ。

いまできる曲は2つだけ。「讃美歌21」では510番の「主よ終わりまで」と同じく「讃美歌21」403番の「救いの訪れ」だけ。「主よ終わりまで」は詞が同じだが、403番は異なっている。どちらにしても弾ける曲が増えてうれしい。

「いつか」のときまでに、演奏と手話を録画しておいて備えておきたい。

7歳のころに見た「日本レコード大賞」で聞いて以来の好きな曲2021/12/18 23:43:29

今年で8年目になる、音楽教室でのギターレッスン。8年目にして初めて、12月25日の音楽教室の合同発表会クリスマスコンサートに出演することになりました。もちろん無料です。
場所は葛飾区四ツ木地区センター3階ホール(都バス=浅草寿町~金町駅/錦糸町駅~青戸車庫/「葛飾警察署」バス停下車徒歩5分 または京成電鉄押上線四ツ木駅下車徒歩15分)。
午後5時からの第2部、19番目で出演する演奏曲はちあきなおみさんの『喝采』。難曲中の難曲で、プロでも歌いこなせないいっぽう、プロの方もカバーしているこの曲は7歳のころに見た「日本レコード大賞」で聞いて以来の好きな曲です。
実は手話訳もできあがったのですが、ボーカルを頼んだのはいいけれど、曲のタイミングをとるので精いっぱいの妻に、手話までやってほしい、というのは無理な話。手話訳はいつか、またの舞台のときを楽しみにしたいと思います。
お忙しいとは存じますが、もしお時間がありましたらお越しいただければ幸いです。

7歳のころに見た「日本レコード大賞」で聞いて以来の好きな曲2021/12/18 23:43:29

今年で8年目になる、音楽教室でのギターレッスン。8年目にして初めて、12月25日の音楽教室の合同発表会クリスマスコンサートに出演することになりました。もちろん無料です。
場所は葛飾区四ツ木地区センター3階ホール(都バス=浅草寿町~金町駅/錦糸町駅~青戸車庫/「葛飾警察署」バス停下車徒歩5分 または京成電鉄押上線四ツ木駅下車徒歩15分)。
午後5時からの第2部、19番目で出演する演奏曲はちあきなおみさんの『喝采』。難曲中の難曲で、プロでも歌いこなせないいっぽう、プロの方もカバーしているこの曲は7歳のころに見た「日本レコード大賞」で聞いて以来の好きな曲です。
実は手話訳もできあがったのですが、ボーカルを頼んだのはいいけれど、曲のタイミングをとるので精いっぱいの妻に、手話までやってほしい、というのは無理な話。手話訳はいつか、またの舞台のときを楽しみにしたいと思います。
お忙しいとは存じますが、もしお時間がありましたらお越しいただければ幸いです。

はじめて人前で『喝采』をギター演奏した2021/12/11 21:05:31

12月25日に自宅近くの地区センターで、学んでいる音楽教室全体の発表会がある。演奏曲はちあきなおみさんの『喝采』とすでに決まっていて、この2週間、久しぶりに妻がかつて一緒に学んでいた先生のもとに通い、ボーカルの指導を受けている。もちろんわたしも一緒に演奏するのだからタイミングの取り方や合わせ方などを練習。最初より2回目、3回目とだんだん合ってきた。
今日はちょっと早めのクリスマス、というわけで、妻の知人のお宅におじゃましましてクリスマスパーティーを。そこではじめて人前で『喝采』をギター演奏した。

ヨナ抜き音階、小節ごとの音の高低の差があるなど、ホント難しい歌だ。でもギターで弾ける曲ができてうれしい。レパートリーはこれで3曲。歌えないのは障がいゆえ、しかたない。

聞こえなくてもギターができるんだ、と。そこから何かを伝えられたら。
このあとは2022年3月25日のいよいよ2年ぶりの、3月なのに朗読発表会「コスモス会」に向けた取り組みにはいる。

難しいけれどチャレンジしよう!2021/11/13 22:44:32

前回も書いた、来月25日の初めての発表会で演奏する、ちあきなおみさんの「喝采」。
ギター演奏はだいぶそれらしい形になってきたが、歌が……むちゃくちゃ難しい。小節のなかだけでも音の高低があり、転調テンポの変化があり、と、難曲中の難曲と言われている。妻からも「難しい!」と言われた。

だからといってここであきらめてしまったら終わり。
ボーカルには妻の友人2人にも入っていただいて、ギターわたしを含む、計4人でやることになりそうだ。

来年3月25日に、「なかの小劇場」でひらかれる、2年ぶりの「コスモス朗読会」も正式に声のご指導の日程が決まった。手話のご指導も始まった。

いろいろ忙しいけれど、チャレンジして成功させたい。