指を鍛えなくては!2023/09/26 21:51:17

ギターも10年やってきて、いろいろ自分の技量の足りないところ身につけるべきところがみえてきた。
聞こえないのはしかたないとして、できるところからカバーしていくしかない。

そのひとつが弦を押さえる指。
セーハ(英語)。スペイン語ではバレーともいう、 1本の指で複数本の弦を押さえる奏法だが、いかんせん独学で身につけたくせがなかなか抜けない。
たとえばGコードの場合、1弦を小指で押さえるわけだが、指が傾き、爪が当たってしまいきれいな音にならない。
そこでいろいろ考え、楽器店でギタリストがよく使うというグリップ(写真左)を買った後で、指を広げるトレーニングも必要だ。
そう思って、100均ショップで妻が見つけた指を鍛えるグッズを借りている。

耳が聞こえない、リズムをつかむのもうまくない。
それはもうしかたないけれど、それ以外のところで補って、練習を重ねていくしかないと思う。
失われたものを数えるのではなく、残されたものを最大に生かす。
次の課題曲に挑戦できるよう、いまの課題曲を早く終わらせるためにもトレーニングも大事だと思う。

今晩はピザづくし❗2023/07/05 21:52:54

整体の帰りにサンドイッチを扱っているお店で、サンドイッチの残り、パンの耳がたくさん売られていました。100円と聞いて、サンドイッチの残りなんだろうな、もったいないと思い、目にはいった商品横のポップに「ピザにも使えます」とあってピザをつくってみようと買ってきました。
妻からは、あきれられるわムダなもの買ってきてとなじられるわ。で、渋々ピザのソースとチーズを買ってきてくれまして、今晩はピザづくし❗

ろう者とCODAとクリスチャン~自分を守ろうとする。CODAの例でいえば、いい子ちゃんでいなければならないと​ふるまってしまうか。2023/02/21 22:07:12

今晩、仕事の帰りにバスに乗り遅れまして、呼び止めたバスの運転手さんから乗車を断られました。障がい者差別だというつもりはなく、わたしが悪いのだから理解していますが、昨今はちょっとしたことでもキレてもめごとをおこす人が多いですね。

https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_60dbd820e4b0a3e21b3334d5?fbclid=IwAR16HxVl4o21wZtEPgI0SAJeA2o5ZzhWuluVyFIklg-lVkDy-IUN5PxXLu4  
この記事中に「聴こえる人たちのなかで働くろう者はコミュニケーション面でのストレスを抱えがちなんです」「同僚の聴こえる人たちは、筆談などでサポートしてくれる。でも、業務に関係ない、何気ない雑談はわざわざ筆談で伝えないですよね。そういう些細なことの積み重ねが、ろう者を寂しくさせ、孤立感を抱くことにつながってしまう。結果、退職を選んでしまうんです」というくだりがあります。聞こえないことがなかなか理解されないなあという思いをずっと抱えたまま引きずっています。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5f6199f5c5b6e27db134aeee?fbclid=IwAR3soE0y42i4yyQIkTAHL_GFFv2Ly0-YsXCsBUXwdeteLXFJnHdS6pmR2Yc.  
ここから引用したくだりで、聴覚障害の親をもつ健聴の子ども(CODA,Children of Deaf Adults 以下CODA)について3つのタイプがあげられていました。①聴こえない親への感情を爆発させるタイプ。親への不満を口にしたり、存在を否定したりする人たち。②本当に親と良い関係を築いているタイプ。③最後が、親を守らなければいけない、聴こえない親の子どもだからいい子でいなければいけないと思い、自分の気持ちを抑え込んでしまうタイプ。

冷静になって考えてみると、CODAもクリスチャンも、聴覚障がいや手話の受容、親から子どもへの信仰継承ということなどを考えてみると「聴こえない親への感情を爆発させるタイプ。親への不満を口にしたり、存在を否定したりする人たち。本当に親と良い関係を築いているタイプ。そして最後が、親を守らなければいけない、聴こえない親の子どもだからいい子でいなければいけないと思い、自分の気持ちを抑え込んでしまうタイプ」というふうに、感情や不満を爆発させるか、いい関係を築いているか、いい子ちゃんでいなければならないと思うか、という点でCODAもクリスチャンも、実は似ているんじゃないかと思うんです。聴覚障がい者も、同じ聞こえない人同士では手話で会話をするなどでストレス解消や思いの共有ができるのだけど、聴こえる人たちのなかに入るとコミュニケーション面でのストレスを抱えがちになる。些細なことの積み重ねが、ろう者を寂しくさせ、孤立感を抱くことにつながってしまう。聞こえる人のなかでは黙っているか、自分と関係のない話には入らないかなどして自分を守ろうとする。クリスチャンならば品行方正、「清く正しく美しく」ふるまおうとしてしまう。CODAの例でいえば、いい子ちゃんでいなければならないと​ふるまってしまう。

わたしの子どもは聴者であり、わたしも妻もクリスチャンですが、手話や信仰をどう伝えていくか。簡単ではないのは承知していると同時に、親の考えを押しつけたり強要したりしてはいけないことは言うまでもないこと。くわえて「感情や不満を爆発させるか、いい関係を築いているか、いい子ちゃんでいなければならないと思うか」の3つで無言のプレッシャーを与えたり感じさせたりしていないか、常に自問自答してみる必要がある、と考えさせられた、バス停での出来事でした。

願わくば、平和で過ごせますように2023/02/16 21:16:04

早いものでもうすぐ3月。
3月というと東日本大震災、ウクライナ戦争についていえば、ロシア軍が大規模な戦闘を計画しているなど、暗いニュースが後を絶たない。
そんななかだが、わたしが毎月行っている「もっくハウス」の3月のメニューを教えていただいた。木曜日と金曜日のみのオープン、最終週は休業している。
3月のメニュー
 2日(木)   ベーグルサンド
 3日(金)   シーフードピラフ
 9日(木)   お好み焼き 13時午後1時まで。
               ラストオーダーは12時30分
 10日(金)   豚キムチ
 16日(木)   つけめん
 17日(金)   ガバオライス
 23日(木)   明太子うどん
 24日(金)   ホワイトシチュー
 30日、31日は休業
 もっくカフェ  東京都葛飾区四つ木4-11-8
 みなさまのお越しをこころからお待ちしております。
 願わくば、3月が平和で過ごせますように。

第16回コスモス朗読会2023/02/07 21:11:04

第16回コスモス会
わたしは左右100㏈オーバーの聴覚障がい者です。
ですが、聴者と同じような発声発音があり、その強みと弱みを生かして、手話と音声で同時に語る手話つき朗読に挑戦し、コロナ禍による中断をはさんで15年、朗読舞台を続けております。
わたし以外の出演者は手話ができませんので、手話通訳をつけます。
朗読舞台のねらい目標は、「聞こえる人も聞こえない人も手話がわかる人もわからない人も楽しめる朗読舞台」。
みなさまのお越しをこころからお待ちいたしております。
 第16回コスモス朗読会  2023年3月25日
             開場 午後1時30分
             開演 午後2時
場所 STUDIO VIRTUOSI スタジオ ヴィルトゥオージ
   東京都新宿区百人町2-16ー17 アバンティ21 地下1階
JR新大久保駅・大久保駅から徒歩5分
入場無料です。
聴者のかた、聴覚障がい者・手話に関心のあるかた、手話勉強中の方、問わずみなさまのお越しをこころからお待ちしております。
事前申し込みは必要ありませんが、ご関心、舞台を鑑賞したいという方がいらっしゃいましたら、聴者のかた、聴覚障がい者・手話に関心のあるかた、手話勉強中の方、問わずわたしあてにこのブログのコメント欄にメッセージをお送りくだされば幸いです。

うどんをつかったカルボナーラ2023/01/15 19:45:56

週末は主夫。だんだん前期高齢者が近づき、子どもは逆に成長していく。聴力の低下に続いて、いずれはからだが動かなくなるのだろうが、そのときを少しでも先に延ばしたいのと健康のために、週末に料理をするようにしている。
で、金曜日は、いつも宅送で送られてくる食料品のなかから、透明パックに入った生卵を床に落としてしまった。幸い、割れたのは2つだけだったので、慎重に容器から黄身を移して保存しておき、妻に連絡してこの日の夜はうどんをつかったカルボナーラに決めた。
うどんを10分ほどゆでて、玉ねぎを炒め、割れてしまった卵の黄身と市販のカルボナーラの素を入れ、最後にうどんをいれてからめるだけ。家族からの評判は上々。

バターチキンカレー2022/12/29 21:36:44

昨晩、家族3人でまた料理に挑戦。今回は息子もはじめて鶏肉を切ったり下ごしらえをしたりと大奮闘。
メニューは、バターチキンカレー。
実は今年3月にあったコスモス朗読会の作品『ちいさな手のおおきなうた』の作者、五味ヒロミさんが出版された『わくわくスパイストリオのだいぼうけん レッツ・ゴー バターチキンカレー』(さく・五味ヒロミ え まえはらあきこ)を基本に、少し手を加えてみた。本来インドカレーは野菜を入れないのだけど、子どもと妻のリクエストで🥕とブロッコリーを入れてみた。

鶏もも肉 約800グラム
玉ねぎ  2個
カット🍅 1缶
ヨーグルト 80グラム
バター   50グラム
にんにく  小さじ1杯
しょうが  小さじ1杯
生クリーム 100mℓ
塩     小さじ半分
焼肉のたれ 1本
🥕      1本
ブロッコリー 1房
ターメリック 小さじ2杯
コリアンダー 小さじ2杯
ガラムマサラ 小さじ2杯

さいころ大に切った鶏肉とターメリック、ヨーグルト、塩をいれてかき混ぜる。ここで息子が鶏肉をカッティング。包丁を持たないほうの指の押さえが危なっかしく、指先を伸ばしていたので注意する。🥕も危なっかしいので妻が切る。ブロッコリーは前日に切ってゆでておいたのを使った。
ターメリックとヨーグルトと鶏肉をかき混ぜるのが楽しそうだ。わたしは玉ねぎを千切りにしてフライパンに、バター、にんにくとともにしょうがを入れてきつね色になるまで炒めた。
大鍋に水を入れ、クミン、コリアンダー、ターメリック、ガラムマサラをまぜ、フライパンのなかの炒めた玉ねぎ、バター、にんにくやしょうがを移し、トマト缶とブロッコリー、🥕を入れる。
そして息子がかきまぜてくれた、鶏肉とターメリック、ヨーグルト、塩を入れて、生クリーム、カレーパウダーを入れて出来上がり。正味40分くらいかな。

一晩寝かせて今晩食べた味は、街のインドカレー専門店ほどではないにしても、スパイスが効いていい感じ。
ごはんは白米と玄米のミックスだったけれど、今度ごはんを炊くときはサフランライスにしてみようかと思う。

家族で協力し合った夕食づくり2022/12/23 23:14:29

2022年はいろんなことがありすぎて、ひとことで言うなら「信じられない出来事ばかり」だった。
その一年最後の勤務を終えて、息子と妻と協力して、うどんを使ったカルボナーラがディナーのメニュー。

うどんをゆでながら、玉ねぎを炒めて、きつね色に焼けたのを見計らっていったん火を止め、市販のカルボナーラのスープを玉ねぎとからめ、ゆであがったうどんをかけてまぜる。
息子は、海苔をハサミで切ってお皿に盛りつけたうどんカルボナーラにのせた。

味はとてもいいね。
なにより家族で協力し合ったのがとてもいい。息子にもいい体験になったことだろう。

来年の課題曲2022/12/15 23:09:41

12月4日(土)、足立区綾瀬のライブホールでクリスマス合同コンサートを終えて2週間休んだ後のギターレッスン。
そのあいだ、次の課題曲をあれこれどうしようかと迷っていた。今年デビュー50周年を迎えた海援隊の曲を覚えたいと思って『誰もいないからそこを歩く』(1982年解散コンサート版)と『思えば遠くへ来たもんだ』を覚えた。実は『贈る言葉』以外にもいい曲がたくさんあるこのグループ。あるネットサイトが今年デビュー50周年を迎えた海援隊の「みなさんのお気に入りは?」というアンケートで1位『思えば遠くへ来たもんだ』、2位が『贈る言葉』だったそうだ。
来年も海援隊をやりたいと決めて『風景詩』(中牟田俊男さんのソロ曲)『そんぐ・ふぉあ・ゆう』『俺の人生真ん中あたり』(これも中牟田俊男さんのソロ曲)『贈る言葉』を来年の課題曲にしている。
手元にある海援隊のアルバムだったか、自己流でCD収録曲を入れ替えてミニディスク(MD)に入れたのだったかは忘れたのだけど、とてもいい曲セットだと感じたのが『贈る言葉』『そんぐ・ふぉあ・ゆう』『えきすとら』(同名の映画の主題歌)、『思えば遠くへ来たもんだ』、最後に『誰もいないからそこを歩く』の曲順。同じようにこの曲順で演奏してみたいなあと思っています。
ところが、『えきすとら』だけ肝心の楽譜とギター譜がない!
『えきすとら』の楽譜とギター譜を探している最中です。この曲はあまり知られていない曲の一つですが、『誰もいないからそこを歩く』『そんぐ・ふぉあ・ゆう』とともに海援隊楽曲の中でもコーラスワークのある曲です。とりわけ『えきすとら』は解散直前のラストシングルだったこともあってコーラスワークが美しい! わたしにはとても歌えません。
『えきすとら』の楽譜とギター譜を探しています。来年には歌える方、聞こえる人と組んでフル演奏してみたいなあと思っています。聞こえませんから歌はからきしだめなのだけど、どなたか一緒に組んでくださる方教えて下さる方がいらっしゃらないかなぁ。

欲が生まれてきた2022/11/17 23:37:27

年をとると月日が過ぎる速さを実感する。
人生3回目のギター教室発表会が来月4日に迫ってきた。今日を含めて残り2回しかない。
発表曲は、海援隊の『思えば遠くへ来たもんだ』。全体5分を超える曲を講師がアレンジして、短くまとめて下さった。
もちろんフルバージョンでもできるのだけれど、今回アレンジして短縮してくださった部分を覚えたが、数回進行を間違えたけれど確認を重ねてでラストの練習はノーミスで、レッスン時間30分ちょうどに終えることができた。あとは来週しかない。
舞台に立ってみて、朗読もそうだけれど楽しさと難しさの両方を感じるとともに、どなたかとバンドというかグループを組んでみたいなという欲が生まれてきた。
病気だからこそチャレンジしたいものだ。