「引退」の難しさ2018/01/26 23:48:40

プロアスリートに「引退」はつきものとはいえ、毎年いつも考えさせられる。

夏の高校野球で「怪物」と呼ばれて西武ライオンズに入団、その後、ボストン・レッドソックス、ニューヨーク・メッツのメジャーリーグでのプレーを経てソフトバンク・ホークスで日本に復帰したけどわずか1試合しか投げられなかった、松坂大輔投手。
先日、中日ドラゴンズの入団テストで合格、自身初のセントラルリーグでプレーする。

学生スポーツとは違い、新しい選手が入ってきたらやっぱりベテランよりは新人のほうを使ってみたいと思うのが監督やコーチの思いだろう。
プロだから実力がないと使ってもらえない。いくら過去の実績があってもプロは結果が全て。だから中日に入団が決まったときも賛否両論があった。

ふと思う。
彼と同期でプロ入団した選手や、もう引退した同期選手はいま、松坂をみてなにを思っているだろうか。自分もまだやれたかもしれない。松坂にはがんばってほしい、いやもうあれだけやったんだからいいじゃないか……。NFLもそう。同期入団でも3年もたったら半分も残っていないのがほとんど。

本人はまだやり尽くしたことがあると思っている。でも周囲はそう思っていなかったり、もうやめたらと思う。

難しい問題であり他人が答えを出せるものではないことくらいはわかる。
だからこそ本人が「まだやる」と決めたのなら、それを精いっぱい見守り応援していきたい。

やりたくてもやれない立場からすればうらやましいし、彼を見て励みにもなる。