わが身をふりかえること。2017/08/30 23:03:09

夕方、練馬など都内から千葉県にかけて突然、激しい降雨があった。
徐々に気温が下がっていく秋らしくなっていくのだろうか。台風接近もあり、今週末まで要注意だろう。

「国が道徳の教科化?笑っちゃいます」 美輪明宏さん
http://digital.asahi.com/articles/ASK8T4J2ZK8TUPQJ002.html?_requesturl=articles%2FASK8T4J2ZK8TUPQJ002.html&rm=335

「本当に愛情をもって子どもを導くには、まずは導く資格があるかどうか、我が身を振り返ることです」

この言葉に強く共感する。
親になるというのは、子どもが生まれた瞬間ではない。子どもと生活するなかで親になるのだと思う。
絶えず四六時中とはいわないけれども、人生を終える瞬間までに、子どもに何かを伝え残せるだけの自分を磨いているかどうか、自分を吟味してみよう。

えてして国家や政治家というのは、自分を省みることなく、権力者であるというだけで、モラルだとか道徳だとかを上から押しつけようとする。そのくせ自分たちを省みるふりかえることはやらないしない。自分たちの保身やプライドのためだ。そういうものほどみっともないものはない。

教育というのは押しつけられるものでも押しつけるものでもない。
わが身をふりかえること。親の生き方、大人の生き様を身をもって伝えられるか、ということだ。