やさしい愛の手のひらで　今日もわたしは歌おう ――I will sing with a palm of gently love today――

北海道日本ハム・ファイターズが信じられない逆転リーグ優勝を決めた。

ソフトバンクに最大１１・５ゲーム差をつけられた時点で、ほとんどのファンはあきらめていただろうと思う。でもやっている選手や監督・コーチはあきらめていなかった。それどころか驚異的な追い上げで１４２試合目で優勝を決めた試合だった。

「今年は我々も苦しかったですけど、日本全国いろいろな災害があって。北海道には来ないはずの台風が来て、絶対、我々が苦しいと言ってはいけないと思っていた。皆さんの姿を見て『最後まで諦めるな』と力をもらいました。北海道の皆さん、応援してくれた皆さんの力で勝ちきれたと思います」

西武プリンスドームでの最終戦。本来なら西武のシーズン終了セレモニーがあるのだけど、優勝を決めたインタビューで、北海道日本ハム・ファイターズの栗山英樹監督がこう語ったそうだ。

ホント、今年はあちこちで災害があった。北海道に台風がやってきて農産物など大きな被害が出た。
だからっていうのもおかしいが、負けないくじけない強い気持ちが、１４２試合目での優勝につながったのだろう。

日本ハム・杉谷と西武ウグイス嬢　最終決戦「満を持しての登場　ご注目を」
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/09/28/kiji/K20160928013439310.html?feature=related

アウェーの選手をホームチームのスタジアムのウグイス嬢が打撃練習中にいじくりながらアナウンスをする、日本ハム・杉谷拳士内野手と西武ウグイス嬢の熱い「バトル」が最終決戦を迎えた。
こういう、グラウンド上の選手同士の戦いとは別の、ちょっぴり笑わせる戦いもあっていい。