わたしたちのなかにも、これらはたしかにある2016/05/02 23:23:06

【東京オリンピック】仮設競技場建設に3000億円 見積もり甘く誘致時の4倍に
http://www.huffingtonpost.jp/2016/05/01/budget-for-tokyo-olynpic-studiam-construction_n_9815530.html?utm_hp_ref=japan

だから言わんこっちゃない。
仮設の競技場建設に3000億円かかるときいて、あきれた。
見積もり以前の話で、当初はコンパクトな開催をウリにしていたはずだ。
まだ復興にも至っていない東北の人たち、さらに今回の熊本の復興にも巨額の予算がかかるだろう。
考えたくもないが、今後4年のあいだに首都圏などに震災が起きたらどうなる。とても五輪開催など言っていられる状況ではないのに。
完全にもう五輪には興味がなくなった。わたし個人は見たくない。

仕事から用事を終えて帰宅して、妻たちと一緒に見たテレビ。久々にバラエティーを見た。
しくじり偉人伝『人類に夢を見せるだけ見せて大パニックを引き起こしたカール・マルクス』
http://www.tv-asahi.co.jp/shikujiri/ijinden/

オリエンタルラジオの中田敦彦さんが先生を務めていたが、慶応大学経済学部卒業生ときいて、博識だしひとのこころをつかむのがうまいし、芸人だけではもったいないなあとも思ったものだ。
なかなか笑えて考えさせる内容だった。テーマは「資本論」の著者、カール・マルクス。
いま風に言えば彼は有名大学を卒業したのに定職に就かず、親友に金銭を頼る、とてもだらしない人間だった。しかし、「すべての人が平等に格差のない社会を」 「靴さえ履けない子どもがいる社会より平等な社会主義国家のほうがまし」という理想をたてて、マルクスの死後ソビエト社会主義共和国連邦という国ができた。だが理想ゆえに現実を見ず、マニュアルというか形式的理論的な方向ばかりつくり、そこに共通の国づくりを目的とする一党独裁が生まれ、独裁者がつくられていった。何を見なかったのか。人間をみつめなかった。平等の裏にある、人間の欲望や弱さを直視しなかった。そして人間同士お互いを相互監視する社会をすすめ、独裁への反対者を粛清したり排除したりした。
「すべての人間は少し弱くて、少しずるい。そこにどこまで向き合えるかが大切」「失敗の原因は人間のほんの少しの欲」という言葉には考えさせられた。共産主義や旧ソ連だけを非難することはできない。
キリスト教会にもこういった「人間のほんの少しの欲」「少し弱くて、少しずるい」姿がある。
わたしたちのなかにも、これらはたしかにある。

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