混み合う満員のバス車内で2016/04/17 22:42:42

まだ終息の入口さえ見えない、熊本地震。
全国から支援物資が送られているそうだけど、それでも足りない、安心して避難生活ができないという報道もあった。女性にとっては着替えも衣類もない、というのがたいへんだ。わたしと同じろう者難聴者には補聴器の電池や筆談などのコミュニケーションも欠かせない。

今日は全国的に強風が吹き荒れた。
けさ浦安教会へ行く途中はたいしたことはなかったのが、午後教会から自宅へ帰るバスが珍しく満員で、ドア入口に立っているしかなかった。
そんな中でも気になったのが、耳にイヤホンを入れてゲームをしたり音楽を聞いていたりする若い男性の姿だ。

イヤホンを耳に入れたりゲームをしたりするのは彼らにしてみれば、狭苦しい車内をいかに過ごすかという彼らなりのやりかたなのだろう。けれども満員の車内である。多くの人が乗降車するわけだから、イヤホンをつけていてゲームや音楽を楽しんでいて、後ろから降りようとする人たちなど、周りに気づかないようなことがあったらどうするのだと思う。そんなに苦痛なのはわかるけども、いましばらくのことなのだから、周りの人の動きにも注意しながら、イヤホンを耳に入れずに、しばらくは周りのために行動することも考えられないのかなと、ふと思ってしまったのだ。