ラグビー日本代表から学べること応用できること2015/09/21 23:17:05

まずNFLのニュースから。
第2週、強豪ボルティモア・レイブンズを迎えたわがオークランド・レイダーズ。開幕戦を落としてこのままズルズル負けるわけにはいかない。

http://www.nfl.com/gamecenter/2015092010/2015/REG2/ravens@raiders#tab=recap&menu=gameinfo%7CcontentId%3A0ap3000000535525

スーパーボウル優勝経験もある、ボルティモアのQBジョー・フラッコはこの試合、32回パス投45回成功、384ヤード獲得、2タッチダウン。
オークランドのQBデレク・カーは昨年NFL入りしてまだ2年目。当然スーパーボウル出場はない。しかし30回パス投46回成功、351ヤード獲得はフラッコに劣るも3タッチダウンをあげた。

まだまだあきらめるわけにはいかない。50回目のスーパーボウルは無理にしてもプレーオフには顔を出してくれたら、と思う。

さてけさ入ってきたビッグニュース。
同じフットボールでもこちらはラグビー。ワールドカップである。
世間にはアメリカンフットボールとラグビーを混同している向きもおられるようだが、まったく違います。

で、そのワールドカップで、こちらは世界3強の一角、南アフリカを逆転で下し、大金星をあげた。ちなみに強豪の残りはニュージーランド、オーストラリアだそうだ。

なぜ日本が勝てたのだろう。
いろいろ言われているけれど、朝6時から始めるという豊富な練習量、総合格闘技など他競技選手を招いてのコンタクト、タックルの練習。長期間に渡る合宿、などが挙げられているらしい。
加えて、意識変革もあった。
今回の試合、終盤に勝てたのは「同点狙い」ではなく「いいラグビーをしよう」というのでもなく、あくまでも勝てるチャンスがそこにあるなら、つかみとる、という勝負への執念だっただろう。

これはアメリカンフットボールにも応用反映できるのではないだろうか。

いいフットボールをしようというのはいい。けれどやはりアメリカに勝つなら、それなりに意識を変えないと勝てないのではないだろうか。
もうひとつ、低い位置からの正確なタックル。NFLをみてもわかるけどタックルはホント、えげつないなあと思うほど、からだをのしかかるようにぶつけてきたり、足首を狙ったりするときもある。ラグビー、対南アフリカ戦でも、関西のアメリカンフットボール選手が「アオテン」という、真正面からのタックルで吹っ飛ばされた場面もあった。
でも正確なタックルとからだの体格差をこわがらずに向かっていったから、練習と豊富な運動量が生きた結果となったのだろう。

アメリカンフットボールの場合、企業チームが多いのはラグビーと共通しているけれど、日本代表としてまとまった練習時間がもてないのが課題ではないだろうか。体格差を埋めるにはラグビー以上に半端ない運動量が求められる。防具をつけて動き回るのだからたいへんなこと。
でも、QBやWRといったスキルポジションだけでなく、アメリカ人選手が入ってくるようになったいま、彼らアメリカ人とコンタクトを経験していけば、たとえ彼らがNFLレベルには遠いとしても、アメリカ人を怖がることは徐々にであっても減っていくのではないだろうか。実際、アメリカ人選手がいるチームの日本人選手は、自チームでの練習や試合で対戦することで、彼らのスピードに慣れているケースもあると聞く。パワーはたしかに彼らの方がはるかに上だけれど、コンタクトを重ねていけば慣れていくのだろう。

一案だが、日本代表対Xリーグのアメリカ人チームの試合もあっていいかもしれない。もちろんいまのアメリカ人選手の数ではチームを編成するのは難しいのだけれど。在日米軍とアメリカ人Xリーグ選手の混成でもいいけれど、レベル差があるからどうだろう。

ともかく、アメリカンフットボール日本代表にラグビー日本代表から学べること応用できることはあるのではないだろうか。

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