はっきりと安保法制には反対の意思を表明する。2015/07/28 23:04:18

妻といっしょに過ごすというひととき、大事な家族なのだ、失いたくないのだという思いが、いまの社会世相への異議申し立てにつながっている。
愛する家族がいるからこそ、守らなくてはならない。言いたいことが言えて自由に話ができる社会。たとえ考え方が違っていてもおかしいと思うことにはおかしいと言いつつ、それを認めていくことができる社会世の中。
家族がつくってくれたごはん料理をおいしいと感じられる幸せ。

札幌の「カルチャーナイト」で朗読した、アンネの日記の内容をもう一度思い出す。
あの隠れ家でアンネはどんな思いを抱いていたのだろう。言いたいことが言えず、ナチスに見つからないように息を殺しながら、それでも未来を信じ、いつかは解放される日が来るのだと希望を抱いていただろう日々。
わたしたちは、あたりまえに愛する人の手を握り、つくってくれた食事を楽しめ、一緒に街を歩ける。けれどアンネにはそういうあたりまえのことができなかった。そのつらさ苦しみを思う。

だからわたしは戦争なんかしたくないし殺す側にも殺される側にもなりたくない。

はっきりと安保法制には反対の意思を表明する。