悲しみと喜びが生まれた2015/07/02 22:06:18

熱戦が続いている、女子サッカーワールドカップ。昨日に続いて準決勝もう一試合、イングランド対日本の試合が、日本時間けさ8時から、エドモントンであり、1-2で日本が勝ち、2大会連続で決勝に進出しました。

試合経過はすでにニュースで何度も流されているので繰り返す必要はありませんが、この試合で悲しみと喜びの2つが生まれました。
試合は決勝点になったのが、日本選手がけったボールをクリアしようとしたにもかかわらず、イングランドのゴールに入ってしまい、オウンゴールとなった1点でした。そのオウンゴールをつくってしまったイングランド代表、ラウラ・バセットさんは試合直後、泣き崩れてコーチやチームメートから慰められました。

ラウラ・バセットさんご本人のツイッター
https://twitter.com/laurabassett6

オウンゴールの選手にネットで激励相次ぐ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150702/k10010136361000.html

スポーツはたしかに勝ち負けは大事です。誰も負けたくて試合に臨む選手はいません。NFLオークランド・レイダース、CFLトロント・アルゴーツ、わたしの卓球もそうです。けれども試合はどんなふうに展開するかはやってみなければわからないし、どんな結果になるかもわからない。
バセットさんもまさか自分のプレーがこういう結果になるとは思っていなかったでしょう。負けるとは思わなかったはず。まさか、がもたらした不運であり悲しみです。
しかし、試合後のツイッターで、世界中、日本も含めた多くのファンからたくさんの激励が彼女に送られてきました。

スポーツだけではありませんが、人間を強く、美しくしてくれるのは、こういう、いろんな人の支えや励ましであり、失望の中から立ち上がる力をもたらしてくれるのです。

試合では負けたけれど、人生の敗者になったのではありません。
これからのバセット選手の未来に幸いがありますようにと祈ります。