「ガキ夫」扱いされないために2015/05/13 22:21:56

NHK『あさイチ』が特集した「ガキ夫」全国の家庭がヒートアップ!該当する場合はどうすれば?
http://bylines.news.yahoo.co.jp/mizushimahiroaki/20150317-00043908/

(1)妻が何度注意しても服は子どものようにリビングに脱ぎっぱなし!

(2)妻が「ねえ、今日は子どもの迎えに行ってくれない?」と頼んでもゲーム機に夢中になり、「今、いいところだから、もうちょっとだけやらせて」と家族よりも自分の趣味を優先する

(3)妻が「換気扇とかベランダとかやってほしいところがあるんだけど」と家事を頼んでも、やりたくないことはいっさいしないで、「だから、やったの!」などと、しまいにはスネてしまう。

(4)帰宅するとゲーム部屋にこもり、家族のことなどおかまいなし。テレビやゲームを楽しんでいる。妻は「激しくマイペース。幼稚園生だってここまで自己チューじゃない。夫としても大人としてもどうなのか」と憤る。

弁解するのではないが、わたしは生まれてこのかた一度も自宅でゲームをやったことがない。もちろんスマホにも入れていないから、通勤途中や外出中にやることもない。正直にいうとああいうゲームには全く興味も関心もないのだ。
けれど男性としては、いいところで夢中になって、水を差されるのにアタマにきたくなるというのはまあ、わからないでもない。

妻に説明してもわかってもらえないのが、男性の特徴として、あるひとつのことに一生懸命になりやすいということ。わたしでいえばフットボールシーズンに入ったらNFLの試合番組を録画するし、ウエアも着るし、キャッチボールもやる。グッズも余裕があれば集める。女性はコレクションという趣味があまりないのは、集めることで楽しむという感覚がないからだろう。だから妻に言わせれば、集めたものはみんな同じようなものに見えて、極端な場合、単なるガラクタでしかないらしい。

男性はそういう特徴があるわけだから、「家族よりも自分の趣味を優先する」のはある意味当然のことである。
しかし結婚したら、自分だけのことばかりはいっていられない。妻だって帰ってきて疲れているはずだし、料理のこと、おかず、夫のからだの健康のための栄養バランス、もろもろ考えなくてはならない。だのに夫が「いま、いいところだからさ」と言おうものなら、目を三角にしてまゆをつり上げて家庭内に大きな雷が鳴り出す……。

ではどうしたらいいのか。

男性は一点集中型。そこに目をつけて、ほめる、なだめる、おだてる。とくにほめられるとさらにやりがいを感じていくだろう。異性である妻にほめられればうれしくないわけはないのは、わたしも同じ。
逆に男性に一言。
女性は一回言ったことを忘れないものである。たとえば初デートのこと、結婚申し込みをした日のこと。意外と覚えているものなのだ。同性同士でおしゃべりをするのは、結論を出すのが目的ではなく、おしゃべりを楽しむためである。けれど異性とのコミュニケーションでは、一度でも言われたことをしっかり覚えているものだ。結婚記念日と自分の誕生日を忘れでもしたら、それこそ後でどんなしっぺ返しが来るか、オソロシイくらいだ。
だから、言ったらちゃんと実行してくれることを期待している。期待しているからこそ愛情を示し信頼を寄せてくれているのだ。

わたしは、グチグチうるさいなあとかいまやるよーと口にしつつ、後回しにはせずにちゃんとやる、ということにしている。面倒だなあとぼやいてもいい、あれこれ言ってもいい。でも言ったらそれでオシマイ。妻の期待にこたえていれば、なにを言おうが妻はちゃんと見てくれるしほめてくれる。ときにはダメ出しをだされることもあるけど。

台風一過。
妻はわたしがおねだりした、保冷剤入り弁当ケースに弁当を入れてくれている。これから夏場に向けて、気をつけなくてはと思い、おねだりした。
毎朝一生懸命つくってくれる妻にこたえるために、わたしもできることをしっかりやらなくては。
それが「ガキ夫」扱いされないための大事なことである。