ますます世界が広がっていく2015/03/06 23:01:45

金曜日、手話レッスン。
例文を学びながら、これを英訳してASLでもあらわしたら? といわれて突然戸惑いながら、どうにかこうにかASLでもあらわしてみた。

手話は国ごとで異なる表現があったり共通の表現があったり、学びを続けると、とても興味深いことがたくさんある。
たとえば「一週間後」という表現を例にとってみよう。
日本の手話では数字「7」を手前から向こう側へ向ける。アメリカ手話では、片手を横にして、もう一方の手、数字の「1」を横にした手をはさんで手前から向こう側に出す。なぜかと聞くと、カレンダーをイメージしなさいという。横にした手はカレンダーの日曜日から土曜日までの欄だという。なるほど、そういう考え方もあるね。いかにも欧米らしい表現だと納得。

手話を学んでいっていろんなつながりができ。世界が広がっていく。
これは聴者が外国語を学ぶのと同じ、とても得がたい楽しみだろう。
いつの日かフットボール観戦でアメリカ手話でナショナル・アンセムを歌って楽しめたらいいなあ。プレーヤーと同じフィールドに立って手話で歌えたら、これ以上の喜びはない、と言ったら大げさだろうか。

ともあれますます世界が広がっていく。とても実感している。