豊かないろんな表現がある2015/02/23 23:19:16

列島ポカポカ、神奈川で22.9度 26日からまた寒く
http://www.asahi.com/articles/ASH2R570RH2RUTIL035.html

朝から暖かい一日、手袋がいらないどころか、着ている分厚いジャンパーもかえって暑いくらい。
小田原で22℃というからまるで4月並みの暖かさ。とはいえまだまだ寒さを感じる日は続く。木曜日からまた下り坂になるようだ。

1週間ぶりのASLレストランレッスン。
ASLも日本手話も、共通しているのは、できるだけ短く簡潔に表すということだ。
ASLでは一週間という単語を、片手を横にして片手で数字を表し、数字を表した手を、横にした手の指から前に出す。ところが両手ではめんどくさいというか疲れるものだから、熟練したろう者は片手だけ、数字を表す側の手だけで表現する。数字を表す手を左から右へ流す。これは理にかなっていて、日めくりカレンダーではなく、日記や手帳のカレンダーを思い出してみよう。横に日付が書かれているはずだ。だからカレンダーを思い出せばすぐにわかる。

昨日の難聴者例会でも、おしゃべりという単語の使い分けが出ていた。
口でおしゃべりをするときは両手の人差し指と小指を伸ばし、中指、薬指、親指の先をくっつけて突き合わせる。口を向かい合わせてしゃべるという意味だ。
ところがろう者は人差し指と親指を「L」のかたちにして耳元で揺らす。手話でおしゃべりをするという意味だ。

こうしてみると手話という世界は、豊かないろんな表現があることに気づく。
手話の世界は、ほんとうに奥が深く、どれだけ学んでも学び尽くしたとは言えない。
ろう者になってよかったなと思った、昨日今日の学びである。

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