信仰の一致2014/11/30 21:55:03

礼拝後、いつものようにふたりでゆっくり過ごす。
カトリック・聖公会・日本福音ルーテル連盟合同の礼拝の前のシンポジウムに参加してきた。

実際問題、わたしと妻の間にも信仰の一致という問題はある。
ペンテコステ派の妻とリベラル派のわたしは同じキリスト教徒ではあるが、教理という問題で一致が見えない。聖霊のはたらきと誤りなき聖書という点にこだわるあまりに、信仰における神秘性や個人的な救いといったものを重視する前者と、そうではなく、聖書の内容をそのまま記述通り字句通り理解するのではないリベラル派の違いである。それはさらには、聖書を絶対的な真理の書とし、その内容に疑いをはさまず、自分たちの価値観への強いこだわり、キリストの復活、地獄の存在を確信し、個人的な救いや体験を重視する前者と、価値観の多様さ、異端審問的行動を嫌う後者、という点でもある。

アメリカではペンテコステも含めた、福音派が多い。

このへんが日本ではまだよく知られていないことでもある。

一致させていくのは本当に難しい。
だからこそ対話をしていかなくてはならない、と悩みながら、妻との生活を、対話のあるものにしようと思っている。