もっと話ができるようになりたいものだ2014/09/01 23:19:52

こちらの予定や教えてくださる方の都合などで2週間中断したASL学習会。

アメリカカレッジ、日本の学生社会人に続いてNFLもまもなくレギュラーシーズンが始まる。そんなことをきっかけにフットボール談義なども交えて楽しくレッスンを受けた。

コミュニケーションで話が弾むきっかけといえば、趣味であるとかフットボールやベースボールといったスポーツや音楽、演劇という切り口もあるだろう。お互いに共通の話題だったらなおさら。
で、これまでの学習の復習のひとつとして職業の自己紹介を教わる。

日本の手話では職業という表現は両手を横に手のひらを上に、指先を突く。昔は聴覚障がい者の仕事は印刷工が多かった。ピンセットで活版活字をつまみ出して組んでいくものが多かった。当然、紙を扱うことが多い。そこで紙を整えたり積み重ねたりするしぐさからきている。
アメリカ手話では両手こぶしを上に重ねる。

いろいろ会話を交わして興味深かったのは、アメリカ人選手の「ここ一発」という時の集中力だ。
ふだん、試合中ベンチに座っているときの彼らはガムをかんだりチームメートとの談笑ばかりでだらしないように見える。やる気あるのかと思うほどだ。ところがコーチから「出ろ」といわれると、あるいは試合になると、全く別人かと思うほどに集中力を高める。それもガラッとというなまやさしいものではない。さっきまでのだらしない姿はいったい何なんだと思うくらいに。

そういうところが日本人選手と比べるとさすがだなと思う。
場面に合わせて実力を発揮できるかできないか。なんというのかふだんからの姿勢なのか。
ともかく、まもなく始まるNFLも含めて、ASLで話ができるようになりたいものだ。