駅構内の売店跡地2014/07/16 23:39:46

自宅の最寄駅近くには、ローソンを除いてファミリーマート、セブンイレブンが3店もある。そのせいか、いつも利用している駅構内にあったキオスク売店が3カ月前に閉店してしまった。なくなってしまったのがいまとなってはとてもさびしいかぎりである。

写真はその売店の跡地を撮影したものである。お分かりいただけるだろうか、床と店があったあたりとは変色していて、店の規模がどれくらいだったか一目瞭然だろう。
その跡地にわたしも身を置いてみたが、157㎝ある身長で両腕をいっぱいに伸ばすともう両端が届く。つまりそれくらい狭いスペースだったのだ。
店の中にはたぶんたばこやらドリンクやらガムやらスタンド売り新聞やら雑誌やらでぎっしり狭く、休むスペースはなかっただろう。そしてお客さんが買い求めてきたときに、どこになにがあるかすぐに答えられるように、売り物のありかを完璧に覚えていなくてはならない。通勤の行き帰りのお客さんもいただろう、おつりで時間を取らせないようにしていただろうことも容易に察することができる。
お店で働いていたのは女性だったが、どんなにかたいへんだったことだろう。

なくなってしまってありがたみを感じるものだ。