正確さと確実さと2014/05/31 22:51:56

毎年この時期には東京都世田谷区の駒沢総合運動公園内でひらかれている、東京都身体障碍者スポーツ大会卓球部門に参加するのが恒例になっている。

30℃を超す厳しい暑さとなった今日、難聴者協会の卓球仲間2人と大会に参加してきた。
結果は3人とも1回戦敗戦。

わたしの場合はささいな、しかし同じミスを何度もやらかしてしまったのが敗因。同じミスを繰り返すようでは絶対に勝てない。

いまは便利な時代になったもので、インターネット、ユーチューブなどで国内外のベテラン選手、著名選手の試合画像を見ることができる。
それでふと思い出したのは高校時代のこと。
体育、バレーボールの授業でアタックを打つ動作を見ていると、うまい人はみな、空中で静止しているようにみえる。バスケットボールもそうだ。NBAレベルはとてもはるかかなたの異次元のようだけれど、それでもシュートしている選手はネット上で一度静止しているようにみえる。NFLフットボールも、うまいクオーターバックは静止しているというよりパスを投げるときのボールの高さが常に一定している。もちろんスクランブルやタックルされそうになったときには低い位置だったり守備選手の手が届きにくいような位置からでも平気で投げる。ランニングバックだってカットを踏んでも上体がぶれない、ふらつかないなら、守備から強烈なタックルを食らってもかわしたり逆に弾き飛ばしたりできる。それができるのは強烈なタックルにも耐えらえるだけのがんじょうなからだをつくるために鍛えているからでもあるが。

卓球に話を戻すと、スマッシュでもチョップ(ツッツキ)でもサーブでも、打点というかラケットの位置が乱れていない人はとてもうまいしうまいからこそラケットの位置が乱れない。

ふだんから意識して、正確さと確実にプレーするということが大事。
人間だからミスもあるけれど、ミスを少なくすることはできるはず。

競技は異なれど、うまい人の動きは見ていてとても参考になる。
まだまだ上達したいという思いがあれば、もっとうまくなれると信じて疑わない。結果はあとからついてくるだろう。