ワイヤレスマイクを使うよりはるかによく聞こえた2014/05/22 23:20:47

ギター用プリアンプをつけてみた
ギターレッスンの日。帰る途中で雷鳴が遠くに聴こえ、雷が苦手のわたしは、雨が降る前に早く帰ろうと足を速めた。

レッスンへはあいにく、雨が降る中だったが、とても気持ちよくレッスンを受けることができた。

先日ギターのプリアンプを1本注文したのが昨日届き、ギター講師がサウンドミキサーを持って来てくださったのに合わせて、ミキサーとプリアンプをつなぎギターにとりつけてみた。プリアンプはShadow社のSH-711。ミキサーはBehringerの502というモデル。これに変換プラグと変換コードをつけて、SH-711はギター表面にテープで留める。プラグをミキサーにつないでみた。
結果は、ワイヤレスマイクのマイク部分をギターにつけるより、はるかに明りょうに聴こえた。帰宅した今も講師が弾いてくださった『思えば遠くへ来たもんだ』のベース演奏の音が耳に残っているほど。妻もわたしがからだを揺らして気持ちよく弾いているのをみて、聴こえているんだなと感じたようだ。

8月の納涼会までにミキサーを購入して、使い慣らしていくようにしたい。

今日、船橋市で路上を歩いていた視覚障がい者男性とガイドヘルパーの女性が車にはねられて亡くなったというニュースを聞いた。男性はドラム演奏に挑戦していたという。
今回充血でほとんど盲ろうの状態のまま会社から病院、帰宅してたいへんな思いを味わったし、先日は後ろから猛スピードで走ってきた、スマホを持った男性の自転車と危うくぶつかりそうになった。いかに目の見えない人にとって危険な国か、と感じる。

ろう者のわたしは、だからといって楽器ができないというのではなく、工夫と創意と方法次第でギターができると信じて挑戦している。毎年の朗読舞台も、ろう者なのに普通に話せる口をいただいたからこそ、手話と声で演じたいと思う。
志半ばで亡くなられた視覚障がい者男性とガイドヘルパーさんの無念、悔しさを思う。一面識もない方だけれど、とてもやりきれない思いでいっぱいだ。つらくて苦しい思いでいっぱいだ。事故を起こした方も、まさかという思いだろう。事故を起こしたくて起こしたわけではないはずだ。

わたしも、生ある限り精いっぱい、ギターに朗読に手話演劇や表現に、取り組んでいきたい。
聴こえないからできない、ではなくて、聴こえなくても挑戦する生涯人生であり続けたい。

亡くなられたおふたりの、こころからご冥福をお祈りいたします。加害者とその家族にも、慰めといやしがありますように。