リフレッシュと健康のために2014/05/13 22:12:46

けさの地震発生を伝えるニュース速報
けさ、千葉県北西部で最大震度4という地震があった。
いつも一緒に通勤地下鉄に乗っているわたしたちだが、自宅から最寄りの駅の隣駅で20分ほど待たされた。周りでもケータイやスマホを見ながら情報を集めている人がいたが、いつ何時大きな地震が起きるかもしれない。その割には地震警報などスマホに入らなかったのも困る。

変われば変わるものだなあと昨今思う。
たとえば仕事の合間に歯磨きをするなんて、わたしが社会人になったころは考えられなかったし実際に歯を磨いている人など見ることがなかった。それが、80歳で歯を20本残しましょう、という呼びかけや歯周病などが社会問題視されるようになってから、少なくともこの5年ほどのあいだでわたしの周りでもコップに歯ブラシを持って歩く人が増えた。かくいうわたしもその一人である。
さらには最近は仕事の合間に昼寝をしましょう、という運動や朝の情報番組などで昼寝をテーマに報道されるようになってきた。

正直に言うと、補聴器をつけていて眠くなるとか仕事の合間に睡魔に襲われるとかいったことは社会人になりたてのころからあった。
両耳に補聴器を入れているのだが、補聴器に入る音声が耳鳴りと重なるととても苦痛を感じたものだ。さらに聴こえが悪化して、何度も書いているように両耳の聴力レベルが100デシベルを超したいまは、電話からの音声や直接会って音声を聞き取るのがしんどくなってきている。電話の場合、はじめの「もしもし、○○さんですか?」は聴こえてもそのあとの会話が聞こえない。そんな聴こえ具合だから補聴器を外しても耳に耳鳴りが残ってしまい、たとえば教会での礼拝説教など補聴器だけでは音声を聞くのがつらくなってきた。プロジェクターを見ていてもきつくなってくることもある。音声を集中して聴くのにも限界が生じてきてその限界を超えると睡魔がひたひたとやってくる、というわけだ。
若いころはなかなかそれを言ってもわかってもらえず、怒られたことが何度となくある。社会人になりたてのころはそんなことを言える雰囲気でも立場でもない。この年齢になって自分がろう者だという意識と補聴器をはずすとほとんど聴こえないからだになってようやく、昔のことを冷静に振り返り、自分の状態を素直に言えるようになった(その相手は妻しかいないけれど)。

だがいまは、15時からの15分間が最も眠くなりやすいといった研究報告や睡眠がからだにもたらす影響効果についても知られるようになり、企業や学校によっては、積極的に昼寝をしましょう、という運動をしているところがあるそうだ。
しかし、これにも壁がある。わたしたち40代50代から上の世代がそうだ。「寝るな、起きろ、眠くなったら顔を洗え」と言い、「眠くなるのはたるんでいるからだ」と精神論根性論で克服できるという信念がまだまだ根強い。わたしの場合は聴覚障がいがからんでいるゆえに、よけい「甘えている、障がいを理由にするな」などと言われたものだ。

けれど疲れたり集中力が落ちたりすれば、からだが「しんどい」とサインを発するのは当然のこと。眠くなったら、15分くらいだけ時間を取ればいい。目が覚めればリフレッシュできて、仕事や生産能力が上がる。
無理やり睡魔をがまんして生産能力が落ちたまま作業をするのと、ちょっとでいいから眠ってからまたやるのと、どちらが効果が高いだろうか。
一番よくないのは睡眠前にスマホやケータイをいじくったりメールやチャット、LINEなどをすること。かえって目が覚めたりメールが来ていないかななどと気になったりして眠れなくなってしまう。

妻とこの話をしていて意見が一致したのは、保育園や幼稚園でお昼寝の時間があったが、あれは実に人体にとてもよくできているなあ、ということだった。大人になるにつれてだんだん昼寝というものをしなくなっていく、そのくせに精神論などをかざしていったオトナたち。

さ、これを書いたら早めに寝ましょう!

イヤーモールド2014/05/13 22:59:27

実家に生後5か月のポメラニアンの雌(クロエ)が、去年の年末にやってきた。
妹から、ペットを飼うのは初めてだから、大変と・・・・あれから、四か月、トイレの躾などを、根気よくやっているが、なかなか上手くしつけられなくて困っていると・・・
でもまるで赤ちゃんのように可愛いと、小さいポメラニアンに家族全員がメロメロになっていると聞いていた。
実際、今年のゴールデンウィークに、帰省し5日間ほど、一緒に過ごしてみたら、本当に犬の赤ちゃんは、可愛い!!!
主人も、慣れない手つきで抱っこを繰り返すうちに、わんこも馴染んでくれて、気持ちよさそうにボディランゲージをしていた。

愛犬は、もの珍しい客の私たちのそばに、寄ってきて部屋に置いてあった主人のイヤーモールドをかじった模様。
誰も現場を押さえた者はいないが、家族のウォークマンイヤホンを、何回もかじられてきたと証言を聞いた。

主人のイヤーモールドも同じように、おもちゃと間違えられて、かじられた模様。初めはまさか????本当に????とびっくりしたが、後ではこれが家族の一員というか、絆というか、親しみであると思うようになり、微笑みがこぼれてきた。

修理店の方も、イヤーモールドが壊れるのは、車に轢かれてと、聞いたことはあるが、まさか犬の歯で壊れるなんて!!!と驚いていた。

クロエ(ポメラニアンの名前)を通して、イヤーモールド再作成過程を経験できた。聴力検査や耳穴型とりを、間近にみて、聞こえない状態になるのが、どんな状態なのかを考えさせられた。と同時に怖いと実感した。

聞こえの問題を抱えて生きている方たちの、痛みや悩み不安が少し理解できた。                                ハンナ