インプラントデバイス2014/05/07 23:41:35

今日からまた仕事。今月1日から職場も含めて、クールビズが始まった。さっそくわたしも半そでワイシャツとスラックスだけで出勤したが、今日はまだ夜間は寒く、上着を着ている人が多かったようだ。

うーん。
というのは、昨今話題になっているウエアラブルデバイスだ。
グーグルグラスのように、メガネ形状のカメラやスマートフォンと連動して通信や記録ができるなどのデバイスだけならまだしも、今年に入って、スマートコンタクトレンズなどと、からだの状態を調べ記録できるレンズなどというのが開発されてきたという。ウエアラブルを通り越してインプラントデバイスと呼ばれているらしい。

難聴者の世界でもたとえば人工内耳というように埋め込み型の補装具、聴こえを助けてくれるものがある。しかしそれらは完全に聴こえが回復するわけではなく、限界もある。わたし自身は人工内耳も考えたけれど、補聴器、手話、口話、筆談という方法でコミュニケーションを図りたいからと、人工内耳は対象から外した。
しかし全面的に否定しているわけではなく、少しでも聴こえが回復するのであれば、またそれが適している人がいるのなら、使わない手はないと思う。

だが、体内に埋め込んだり小型化したりするデバイスがなんでもかんでもいいわけではない。
悪用したりされたり、またどこまでその使用を認めるのか、仮に人体に問題がないとしても、はたしてそれが倫理的に許されるものなのかという疑問もある。

便利だからという前に、一度立ち止まって、はたして人間にとって豊かになるものなのか考えてみる必要もあるのではないだろうか。