やさしい愛の手のひらで　今日もわたしは歌おう ――I will sing with a palm of gently love today――

「症GI者の、アウトサイダー・アート」
「鉄道オタクや散歩好きな男は、生殖不能者で能面」

ネット上でみるこういった文言。はじめにでてきた症GI者というのはすぐにもわかるだろう。障がい者という言葉をがい＝ＧＩと置き換えている。

すさんだ、相手の立場だとか思いだとかを考えず、誤変換（本人はそういうつもりだろうけど）で相手をおとしめている。そうやって気に入らないものを真っ向から否定しているわけだね。２つ目もそうで、根拠もないのに鉄道オタクや散歩好きな男を生殖不能者よばわりしている。

ネット上であっても言論の自由は当然あるし、思いを書く自由もある。
けれどおもしろくない、こいつ嫌いだ、と、汚い言葉の羅列を見せられると、うんざりするし不愉快だ。

亡くなった筑紫哲也さんが「ネットは便所の書き込み」とおっしゃられたそうだが、さもありなん。
自分勝手と言論の自由は違うということをわかっていない人が増えているのだろうか。