いやな予感がする2014/03/18 22:20:05

妻は祈りの会に出かけていて帰りが遅い。わたしだけさきに自宅へ帰って、コンビニで買い求めたおかずといっしょにごはんを食べようとしたそのとき、つけたテレビから「プーチン大統領がクリミアのロシアへの編入を求める」演説をした、というニュースが飛び込んできた。
聴いた瞬間、いやな予感がした。ウクライナのなかでロシアへの編入を求めるロシア系住民とそうではない住民とのあいだの争い、さらにはヨーロッパ、アメリカとロシアの対立。「ほしいものは力づくででも」という大国のエゴ。
いろんな要因が絡んでいる。さきほどアメリカとEUはロシアに対する制裁を発表したけれども、はたして実効果があるのだろうか、疑わしい。

日本政府はというと、プーチン大統領の訪日、北方領土返還交渉などここしばらく、ロシアと良好な関係をつくっていたのに水を差された格好。ここでロシアに厳しい態度をとれば、領土返還交渉など水泡に帰すだろう。かといっていい顔をしているとアメリカやEUから冷たい顔をされる。

第1次世界大戦前夜と同じく、民族自立などの動きが、大きな対立につながらなければいいのだが。
なんとなくかもしれないが、いやな予感がする。
偶然だろうが、今年は第1次世界大戦から100年目を迎える。